第16話~救出!~
- カテゴリ:自作小説
- 2012/05/14 22:03:26
~これまでのあらすじ~
http://www.nicotto.jp/blog/detail?user_id=346994&aid=40257170
第16話
私は一瞬だけ諦めた・・・・
だって、出口もないし、暗いし何が何だか分かんないし・・・
でも、その時、外から風が吹いてきた!
この風はシルフだ!
とにかく!出口を見つけて合流!と思ったけど・・・
さくら:出口はどこだ―っ!ん?あれ?あそこだけ石の色違くない?
さくらが見上げた場所の先には一つだけ銀色の色をした石がありました
さくら:あれが何かのスイッチだったりして!
~同じ時に上では~
シルフ:見つかんないなぁ・・・・
なにかスイッチでもあるかな・・・・
叩いてみよう!
一つ一つ石の床を叩いてみた
コツン、コツン、カツン、コツン、
シルフ:あれ?この石だけ音も違うし手触りも違う・・・・
その時、地下と地上で同じ考えで同じことをした、
二人がおんなじ場所に向かって呪文を放ったのだ!
シルフ:「風よ、見えない刃となり、砕け!」
さくら:「光よ!光る刃となり、斬り裂け!」
二つの技が同時に繰り出された、
そして地下室の天井に亀裂が走った!
ガラガラガラ!天井が崩れ落ちる
さくらは反射的に、
さくら:「光よ、我を包み、災いから守りたまえ!」
シールドがさくらを包み、落石から身を守った
そして、シルフが地下室に入り、さくらを助け出した(お姫様だっこでw)
シルフ:遅れてごめんね、怪我はない?
それと、あのときはひどいこと言ってごめん・・・・・
気にしてたんだよね・・・・
さくら:分かってくれたら別にいいんだけど・・・・
恥ずかしいからおろしてよ!(顔が真っ赤)
シルフ:リーフたちが待ってるんだ!
このままいくよ!
シルフはさくらの言葉に耳をかさず、風に乗って舞い上がった
そして、たった数分でリーフたちの元へたどりついた
リーフたちはシールドを出して村を守るのが精一杯だった
さくらはシルフから降りて、
さくら:リーフ!アクア!待たせてごめん!
さくらはシャドウの姿を見つけると・・・・
さくら:さっきはよくも閉じ込めてくれたわね!
あなたは女の子の扱い方分かってないのね!
シルフとおんなじよ!
シルフ:えっ?!僕もなの・・・・?
どう思う?(リーフとアクアに聞く)
二人は無言でうなづいた
シャドウ:お前たちの技は効かないぞ!
なぜなら・・・私は影!技なんかすりとおしてしまうのさ!
なんて、教えるわけないだろう!
さくら・シルフ・リーフ・アクア:自分でバラしてるじゃん!
どうやら・・・・敵は天然のようですね・・・・・
シャドウ:しまったぁぁ!
私としたことが!ついうっかりと!
アクア:攻撃が効かないか・・・
どうすればいいのだ・・・・?
シルフ・さくら:とにかく!やってみよう!
前向きな二人には迷いは無いようです、
二人はシャドウに向かって呪文を唱えます
シルフ:「風の力が光と合わさり闇を倒す」
さくら:「光の力がすべてと合わさり悪を倒す」
これまでとは違った呪文が二人の口から勝手に出ていました、
これらの攻撃はシャドウを直撃!と思ったら・・・・
シャドウをすり抜けた?!
シャドウ:言ったであろう!私にはどんな攻撃も効かないのだ!
シルフ:どうすれば、奴を倒すことができるんだ・・・・
せめて、効果を無効にできれば・・・・・
リーフ:そんな技は僕も兄さんも持ってないよ・・・・
さくら:あいてが影なのかぁ・・・・・
光で出来るものだから・・・・でも、
完全にシャット・アウトは無理だし・・・・
どうしよう!?
シャドウは心の底から楽しんでいるような笑い声をあげた
シャドウ:そうだ、私は光があるからこそ存在できる、
完全に消し去るなぞ、不可能なのだよ。
では、こちらの攻撃と行くかな・・・・
シャドウはシルフの方を見て、
姿を消したと思ったら、シルフの背後に現われて・・・
シャドウ:お前がちょうどいいかもしれんな
と言って、シルフの体に入り込んでしまったのです!
シルフの瞳は曇って不気味な色になっています・・・・・
シャドウ:さぁ、こいつの体を使って貴様たちを倒す・・・・
3人は相手を攻撃しようと思いましたが、
シルフの体に入っているため攻撃が不可能なのです
さぁ、果たして一体どうなるのでしょうか?!
~続く~
さぁ、今回もシルフの鈍感さが見られましたw
今回の敵はやっかいですね~・・・・
攻撃が効かない&シルフの体を使っている
はたしてどう切り抜けるのかっ?!
次回をお楽しみに^^
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- ❄青空ネコ❄
- 2012/05/18 18:12
- す・・・・すげー・・・・・。
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