☆悋気の独楽
- カテゴリ:お笑い
- 2012/05/03 00:09:59
あまり使わない言葉ですが、悋気は「りんき」と読みます。これは「やきもちを焼くこと」だそうです。このようなネタはたくさんありますが、この落語はお勧めです。思いっきり笑えます。
【スジ】
浮気者の旦那が商用で出かけると言うので、やきもち焼きの本妻は怪しんで店の丁稚に旦那の後を付けさせる。案の定旦那は妾宅へ行くのであるが、丁稚に小遣いを渡して買収し、ついでに妾宅へ連れて行く。
丁稚は一人待たされるのであるが、そこには占い独楽があり、それで遊んでいた。その占い独楽とは、3個の独楽で旦那と本妻と妾の紋が書かれた独楽を廻して、旦那の独楽が本妻の独楽に当たれば本宅に帰るし、妾の独楽に当たれば妾宅に泊まるというものである。丁稚は遊びで買ったものだからと、これをもらって先に帰る。
丁稚は口止め料を貰った手前本妻さんに「旦那さんは商用で外泊する」と嘘を付く。はじめはその言葉を信用していたが、うっかりと妾宅から貰った独楽が袂からこぼれ落ちてしまう。そして、これが証拠となって旦那が妾宅に行ったことがばれてしまう(このあたりが一番笑えます)。
悔しがる本妻は、丁稚に命じて独楽占いをさせるのであるが、何度やっても旦那の独楽は妾の独楽にくっつく。
「なんで、そないなりますのや! その独楽調べてみなはれ」
「御寮さん、わて公平にやってまんねんで、決してお手かけさんに荷担するような真似は...あ、あきまへん、檀さんの独楽、肝心の心棒が曲がってます」
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- タチコマ
- 2012/05/03 18:46
- 心棒が曲がっとったら、どうにもならんわな^^
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- 睦月
- 2012/05/03 03:32
- 聞いてみたい、辛抱たまらん!
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