✿主な登場人物✿
・柊　桃（ひいらぎもも）・・・美人で最高のモテ女。楓と隼人の娘。
・中山　龍太（なかやまりゅうた）・・・イケメン。麻友と龍の息子。
・小中　美奈（こなかみな）・・・可愛い女の子。桃とは昔から仲良し。
・中山　正木（なかやままさき）・・・イケメン。龍たとは双子。同じく息子。
・相川　由利子（あいかわ　ゆりこ）・・・新聞部の部長。理事長の娘。　
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第十二章「心の揺れ」

桃「はぁ・・・・。」
楓「あら？朝からひどいためいきねぇ～・・・」
私は朝ご飯を食べながらため息をついていた。
隼人「なにがあったんだ？」
パパもママも優しく声をかける。でも・・・。
桃「いいや。なんにもない」
ママにもパパにもいえないこの状況・・・；
さらに・・・・・・・。

龍太「あっ、桃！おっせーぞ！」
桃「ご・・・・ごめんごめんㆀ」
心が一瞬でもゆれたなんて彼氏になんか言えないぃ！
正木「よぉ、桃」
風でゆるやかにゆれる正木の黒髪はまた私の心を揺らした・・・。
桃「お・・・おはよう・・・・。」
ダメだっ！目も見れないよ・・・・。
龍太「行こうぜ。桃」
といって私の手をひっぱった。
桃「うん・・・・。」
それを辛そうに見る正木の顔を私は見てられなかった。
桃「正木も手をつなごう！ねっ？」
なんでだろう・・・。正木には・・・１番に笑ってほしい・・・・。
なぜかそれが私の昔からの願いだった・・・・。
龍太「桃？なんで正木も？俺らカレカノだよなぁ？」
あっ・・・・・・・・。な・・・・んで・・・今言うの？
正木「カレカノ・・・・？」
あっ！！！
桃「違うの！これはね！」
というと龍太は手をひっぱった。
龍太「なにが違う？この前OKしたじゃん」
えぇ・・・・・！なんで今言うのってばぁ！！
桃「それは違うって！」
思わず言ってしまった・・・・。
龍太「だから何が？」
桃「あれは美奈が正木を好きって言ったから。でも今・・・は」
あのとき確かに好きって思った。
でも今は・・・正木のほうが・・・好き・・・・かも・・・・。
龍太「分かった。じゃあ先行くわ」
あ・・・・・・・・・。私・・・何してんだ・・・・。
正木「桃、気にするな。ごめんなぁ」
正木・・・・・気にしてくれてるの？
桃「う・・・・ううん。正木は悪くない」
私はすぐに龍太をおっていった。
そしてすぐに学校へ到着した。

美奈「桃おはよう！」
朝から美奈の声・・・・。
桃「美奈っ！おはよう(｡◠‿◠｡✿)」
美奈の声は元気がでるなぁ・・・・。
美奈「そういや、龍太君不機嫌だね？」
え・・・？皆わかるほどの！？
龍太「イライラするわぁー」
龍太ぁ！？
桃「龍太っ・・・・・」
すると龍太は強く振り払った。
龍太「さわんな」
そういって龍太は私を睨んだ。
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第十三章へ続く・・・。

※実話ではありません。