戦火の馬
- カテゴリ:映画
- 2012/04/27 22:36:39
今年16作目の映画館鑑賞。
同名のイギリスの児童書をスティーブン・スピルバーク監督が実写映画化した戦争ドラマ映画。
第一次世界大戦の戦火の中を生き抜いた馬のジョーイの数奇な運命が描かれます。
子供向けの映画で、馬が主人公です。(しゃべったりしません。擬人化馬ではないです。)
戦場の場面は、子供向けに配慮はされていますが、とてもリアルで残酷で辛いです。
欧州の美しく広大な自然や農家の風景と、地獄のような戦場との対比が、鮮烈で悲しいです。
戦争そのものようにすら思える鉄の戦車を、ジョーイが飛び越えていくシーが、印象的でした。
馬の表情の過剰演出が心配だったのですが、杞憂で、とくに気になりませんでした。
結末へ向かう奇跡のような感動の展開は、少し作り込みすぎのような気もしますが、
脳裏に残る辛さを打ち消すには、あのくらいでいいのかもと思ったりします。
私はすれた擦れた大人なので、感動の結末には泣いたりしませんんが、
映画の途中では、何度も涙がボロボロと出てしまいました。
今、思い出しても、涙腺にじわっときてしまいます。
マイケル・モーパーゴの原作児童書は未読ですが、とても読みたいです。
★★★★☆【War Horse】2011アメリカ
映画鑑賞してから、だいぶ経っています・・・。
人間は、どうしてこれほど愚かなのだろうと。過去の戦争から変わらないどころかさらに愚かに・・・。
>ダニーさま 現実に、第一次世界大戦からの馬たちの生還率は、人間よりもはるかに低いです。
ファンタジーな部分を除くと、かなりリアルだったと思います~><
戦争映画に動物が出てくるとキツい~;
ベトナム戦争映画で水牛を殺したり、カエサル時代の戦争で象を殺したり、中国の戦争映画なんて実際に馬を殺すし;
実際の戦争でもアフガニスタンで米兵が犬を撃って喜んでたり・・・
こんな感動作品を見て、涙ボロボロになってみたいです~。
近所のツ〇ヤでDVD、探して見ます(微笑)。