現実と非現実 その1
- カテゴリ:日記
- 2012/04/26 00:35:31
私はこれまで現実に足をつけていなかったのだと今さら気づく。辛い体験すらどこかよそ事だったのはそのせいもあったのだ。夜中の三時に鴉が啼くのを聞く、花瓶の猫柳が根を生やす。私にとって例えばそうしたことは現実なのだ。書物、絵画等とともに。或いは書物を通して貴方と響くことだけが。
私はこれまで現実に足をつけていなかったのだと今さら気づく。辛い体験すらどこかよそ事だったのはそのせいもあったのだ。夜中の三時に鴉が啼くのを聞く、花瓶の猫柳が根を生やす。私にとって例えばそうしたことは現実なのだ。書物、絵画等とともに。或いは書物を通して貴方と響くことだけが。
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