子どもの円形脱毛症について
- カテゴリ:子育て
- 2012/04/25 20:34:00
年少組男児パンダくん(仮名)早生まれの3歳。
パンダ君は2歳児で入園しました。
去年の担任からの引継ぎで聞いていたことは
言葉の面・精神面も成長は緩やか。
やんちゃだけど初めてのことに対してはこわがることがある。
絵をかいたり歌をうたったりする活動に興味をしめさず活動中は好きなことをしていた。2歳児の終わりごろには活動に参加し絵を描くようになった。
食欲は旺盛だけど満足するとうろうろする。
まだオムツを使用。オシッコやウンチをしても出たことを知らせない。
と、まぁ一言でいうと幼いお子さん という印象を受けました。
実際、園生活を送っていくうちに実態を把握することができました。
登園してまず、靴を所定の場所に片づけるのに声掛けをしないとそのまま。
鞄はそのままほっぽりだし遊びに目が向いてしまう。3週間同じことを繰り返していると、殆どのお子さんは忘れていても「あ!!そうだった」と、こちらからの声かけにスムーズに動くのですが、パンダくんは反抗的で「いやだ。しない」と自分のやりたいことを中断されるのを嫌がります。ですので時間を空けて「パンダくん、一緒にお鞄片づけようね」と個別に声掛けをしているようなお子さんです。
そんなパンダくんですので、遊具をめぐるトラブルも多く友達が遊んでいたブロックを欲しくて衝動を抑えきれず叩いて奪う・ブロックをいきなり壊す・投げるなど…。その都度パンダくんには「パンダくんも使いたかったのかな?でもそういう時は貸してって尋ねるといいんだよ」や「パンダくんもいきなり叩かれると痛いよね。壊されると悲しいよね」と、お友達の思いも代弁して気持ちを知らせています。
先日は、去年同じクラスだったウサギちゃんがふざけて叩いてみて~(挑発的なことを)言ったので、パンダくんは本気でグーでお腹を叩いてしまいました。(これはウサギちゃんが悪いのですがね^^;;)兎に角、ほかの子をトイレに連れて行っているホンの少しの時間にこのようなひっかきやパンチが多くおこり困っています。同じ場にいれば止めることもできるのに…。毎日誰かが結果的には泣かされている現状にあります。これではいけないと思い複数の目で見るようにしたのですが、殆ど変りません。逆に今日はパンダくんに手を出されて泣いたお友達が2人と軽くたたかれてしまったお友達が2人。毎日がこれですの、叩くことはダメなことだと強めに叱るようになりました。あまりに酷いときはクラスから出してほかの場所に連れて行くようにしました。さすがにクラスから出るのはパンダくんも嫌なようで「いやぁ~~~~」と泣きながら抱きかかえられ連れられていきます。その後は反省してしゅんとなるのです。こちらの意図は理解できているんです。理屈では分かっているけど衝動が…という感じでしょうか。
毎日怒られてばかりで嫌だろうな、と思います。ですので飴と鞭で靴が片付けられたら沢山褒めてパンダくんをぎゅーってします。パンダくんも甘えたいときには背中に負んぶされにきたりおひざに抱っこされに来たりします。
活動中も椅子に座ってお話が聞けたら凄いね!!お話ちゃんと聞けたね~としっかり褒めます。(皆はそれができていても)
クラスの子どもはパンダくんだけではないので毎日ドタバタな日々を送っています。家に帰るとくたくたです。
で、本題に戻って そのパンダくんの頭に円形脱毛症を発見しました。元担任に尋ねると去年からあったとのこと。保護者には直接話したことは無いそうですが、あえて保護者の方も触れなかったので(元担任から)は話さなかったとのことでした。 ってことは保護者が気づいていること前提ですよね。それってどうなのかな?って思って。確かにナイーブな問題ですがナイーブな問題だからこそ協力し合ってパンダくんの状態を変えてあげなくちゃいけないのにと思ってしまいました。
子どもの円形脱毛症で詳しい方おられましたら情報をください。自然にはげができるものなんでしょうか?それとも精神的な何かでできるのでしょうか?
わからなかったのでパンダくんについての園での様子を書き綴りました。
娘の場合は高機能自閉症ということでとりあえず集団生活の中では先生には
従順でお友達にも危害を加えるということは一切ありませんでした。
ただ、いつもと同じ保育が突然なんらかの事情で変更になったり、新しい
行事を始める時には気持ちの切り替えがうまくできずに涙ぐむ場面が
多々あったような気がします。
いつもつるんでいる友達というのも一切おらず、とにかく友達と積極的に
コミュニケーションを取ることができなかったようでした。
私は単なる内弁慶、小心者、の性格と捕らえていたので、当時はそれが
障害だとわかりませんでした。
でも、確かに幼児期から自宅と幼稚園と行き慣れた場所以外でのトイレは
異常なほどに拒み、単なる恐がりとは思えなかったところもありまして・・・・。
で、娘の場合はいじめがひどくなる5年生になってあきらかにおかしい、と
感じ、それで専門の施設に連れて行き、そこで初めて「高機能自閉症」という
障害を持っていたことがわかったのです。
もっと早くにこの障害を知っていて、低学年、いえ、できれば1年生の時から
担任の先生や養護教員やスクールカウンセラーや同級生の保護者に娘の
障害の事を知らせて周りの人がちゃんと理解してくれていた、娘も悲惨ないじめ
に遭わずに済んだのかな・・・と思うと、親としては本当に後悔の一言です。
なので、同じような境遇の方を見かけたら、少しでも早くお子さんの障害を
理解して欲しいと思いますし、ちょっとでも早くから療育(ソーシャルスキル
トレーニング)を始めて欲しいと思ってしまうんですよね。
ただ、娘の通っていた幼稚園の先生も、小学校の先生も、あきらかに娘が
普通と違う、とわかっていても、専門の機関で調べる事を勧めくれた事は
1度もありませんでした・・・・。
なのでしずくさんも悩んでらっしゃるのがとても良くわかります。
現在は(小学校の先生の話ですが)教育大学ではそういう障害を持ったお子さん
の事も学ぶようですし、少しずつですが教育者側から保護者側に専門の
機関をすすめる話もチラホラとあるみたいですけど、なかなか難しいですよね・・・
・・・すみません、話が逸れてしまっていたらごめんなさい。
実は怪我をさせてしまってるんです。病院へ行くほどの大きなものではありませんが…。パンダくん母も去年から多かったようで対応に慣れておられて被害にあったお子さんの保護者の連絡先を教えてくださいとおっしゃられます。パンダ母に怪我の報告をするのが物凄く申し訳なくて、またか~という表情をなさいます。パンダ母自身もパンダくんの育てにくさを感じていらっしゃいますので時期を見て療育期間を勧めてみようと思っています。
何分、異動したばかりでして自分の考えをまだ出しにくいのも事実です><自分の捉え方が物事を大きくしてしまうのではないかと。
ですが、はなとりさん曰くパンダくんが集団行動にストレスを感じて円形脱毛症になっているのではというのも納得できます。配慮の方法が変わればパンダくんのストレスも減るのではということですよね。
いろいろカミングアウトすると元担任は主任なのです。主任の考え方と私の考え方は違うので・・・そこも苦しいです。
まだ園長先生にははなしていないのですが、本当ならば園長にも相談したいです。が、異動してきた身。書きながら気づいたのですが、結局自分を守ろうとしているのかもしれません><私って最悪ですね。やっぱりもう一度主任に相談してみます。
まずは・・・
しずく先生、本当にお疲れ様です。
パンダくんに毎日それだけの気配り、そして他のお子さんも保育しなくてはならない
状況で、他のお子さんたちにケガもさせず、本当に頭が下がる思いです。
さて・・・パンダくんはもしかしたらなんらかの発達障害を抱えてらっしゃるおこさんでは
ないでしょうか・・・・
私も自閉症の娘を育てているので、書かれている事を読むと、当てはまる事が多々
ありまして。
いつも同じ行動を好み、臨機応変さが無く、同じ事を何度も教えなくてはならない。
一番の特徴は他の子とのコミュニケーション能力が著しく劣っている・・・という事
です。
これは保育園の先生たちだけでは解決出来ない問題で、保護者と、専門の先生
との連携プレーが絶対に必要です。
他の子に危害を加えているのはパンダくん本人なのにもかかわらず、パンダくん
が円形脱毛症になってしまっている・・・・という事は現在の集団生活に何らかの
ストレスを感じているのでは・・・・と推察されます。
1度保護者の方ときちんと話合い、現状をしっかりとお話されるのが良いかと思われます。
それと、これは先生のほうからは保護者の方には提案できないかも知れませんが、
できればしかるべき機関でパンダくんを検査するのがベストなんですけどね。
同じような子が全国にはたくさんいて、現在は発達障害児の専門のクリニックも以前より
増えましたので、トレーニングは早ければ早いほど、パンダくんにとっても良いかと思い
ます。
長々と失礼しました。