ヒューゴの不思議な発明 3D
- カテゴリ:映画
- 2012/04/23 21:15:17
今年15作目の映画館鑑賞。
アメリカのブライアン・ セルズニックの絵本を原作にした3Dファンタジー映画。
原作は、2007年に出版された『ユゴーの不思議な発明(The Invention of Hugo Cabret)』
舞台は1930年代のパリ。
リヨン駅の時計塔に隠れて暮らすヒュ-ゴ少年は、孤児で、泥棒で、時計の管理人です。
孤児の施設に入れられないように、時計の管理人で姿をくらませてしまったおじの代わりに、
駅の構内の時計の毎日の管理をする傍ら、食料品を盗んで生活しているヒューゴは、
火災で亡くなった父が直そうとしていた”からくり人形”の修理を続けていたのですが、
ある日、”からくり人形”の鍵穴に合うハート型の鍵を持つ少女イザベルと偶然出会います。
映像はとても観応えがあって、部分的にはとても面白かったです。
時計台の内部の映像は圧巻だし、初期の映画作成風景の映像化も興味深くて楽しいです。
映画創世記に人生を捧げたジョルジュ・メリエスを描いた部分は面白いのですが、
全体的に、どうもしっくりこなくて、やや退屈でした。
父の”からくり人形”を直すことで、失った父を探し求める少年の成長物語としては中途半端で、
なんだか、子供ための物語ではなくなってしまっているように感じます。
原作は未読ですが、ぜひ読みたいです。
★★★【Hugo】2011アメリカ
映画館鑑賞したのは少し前です・・・。