Nicotto Town


月ノ宮 音翔+*の まったり喫茶店


Forest Divine spirit 第二章

あの後、レオンは町へ帰って行った。
私は木に寄り添い、一人、月を見上げる。
そして「ルーン・・・」と寂しくぽつりと呟く。
私の名前。
愛しいあなたが決めてくれた、私だけの名前。
会って一日もたっていないのに、私は彼に惹かれていた。
軋む筈の無い心がただ私を苦しめて──。
抱いてはいけない感情だと、分かっていた。
私は精霊。彼は人間。
生命の長さが違う。
それでもいいと思った。
彼に会えるのなら──。

そんな事を考えていたら、空に暁が灯りだした。
ふと、よみがえる彼の笑顔。
声を、笑顔を、その瞳を、私だけに見せて欲しい。
そんな気持ちが体中を駆け巡った。

不思議な感情を抱いていたら、また彼はこの森を訪れた。私に会いに。
「今日は早いのね」
「ルーンに会いたくってさ!!」
走ってきたのか、息を切らしながらレオンは早口でそう言った。
そのせいか、私には聞こえなかった。
「・・・今なんて?」
「何でも?」
レオンはそうはぐらかすと「秘密♪」と小さく呟く。
「・・・ねえ、レオン、」
今なら彼に聞けるかも。私はそう思っていた。
500年前にポツリと途絶えた人の気配。その正体を。
「何?」
彼は無邪気に、しかし不思議そうな顔をして聞いてきた。

「この森・・・って、なんて呼ばれてるか知ってる?」
瞬時、レオンの顔色が明らかに変わっていく様子が分かった。
私がこの質問をしてはいけなかったのだろうか。そんな気がした。
でも、ずっと抱いてきた、疑問。どうしても知りたかった。
「・・・・ルーンは知らないんだね。」
「ええ。」
「・・・・・・・言ってもいいのかなあ・・・・・・・」
「いいわ。後悔はしないから。」
そう、知りたかっただけ。後悔は絶対に、しない。
「・・・・入らずの森。此処は、人があんまり行かないから入らずの森と呼ばれてるんだ。そして今度・・・・・・・」
途中まで言いかけてレオンはしゃべるのを躊躇う。
「・・・この話はまたいつかしようか、」
そう言うと彼は笑った。
綺麗に、笑った。

私はレオンが何か隠し事をしている事に気づいた。
まあ、あの態度を見ればそんな事はすぐに分かるだろう。
でも、私は彼を信じたい。
『・・・この話はまたいつかにしようか、』
またいつかと言ってくれた。
・・・いつかは言ってくれるのだろう。
だから、私はレオンを信じた。
「・・・分かった。ごめんね。こんなこと聞いて・・・」
「ルーンが謝る必要はないんだよ!悪いのは・・・・・・」
そう言いかけてレオンはどこか遠くを見つめる。
「悪いのは、人間さ」
レオンは悲しそうに呟いた。
私にはその意味を理解することは出来なかった。
「なるべく反対はしているんだけど・・・どうもそっち方向に話が決まっちゃいそうでね」
駄目だ。
彼の言っていることの意味が分からない。
私は頭の上に?マークを浮かべていた。
「ごっ、ごめん!分からないよね!!」
彼は慌てる。
「・・・大丈夫。話してくれるのを、待ってるから」
レオンに余計な心配をかかせたくなかったので私は笑って見せた。
「・・・・そっか」
彼もまた、笑った。


その時は想像も出来なかった。
人間たちが作り出したあの正体と
それから生じた小さな奇跡を。






気づいた。

これ4話くらいで終わりそうだわwwwwwwwwwwwww
長くても6話くらいで終わってしまいそう^q^
んー・・・ここまでくるとなんとなくフラグ立ってくるんだよねえ・・・・
ま、フラグは次回でビンビン立つ予定だけども。
フラグを引き伸ばす結果になってしまった。
駄文さーせんした。

・・・あれ・・・なんでだろう。2000字いかないと妙に罪悪感が・・・・(

#日記広場:自作小説

アバター
2012/04/17 20:44
お姉ちゃん>
そんな便利な単語があったとは・・・!!
アバター
2012/04/17 20:42
それをゲシュタルト崩壊という(蹴
アバター
2012/04/17 20:23
お姉ちゃん>
切ない・・・・・?ああ、切ないねえ。切なかったわ(h
書いてるとどんなストーリーか忘れてしまう・・・orz
普段は2000字余裕でこすから「。」とか削るんだけどねwwww
アバター
2012/04/16 21:50
切ねェラブストーリー大歓迎だぜぃ!^p^ゴフッ
話短く出来るってすごいと思うぜ・・・((どう頑張っても短く纏めれない人



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