政治家を悪く言うが、国民は正しい判断をしてきたか
- カテゴリ:勉強
- 2012/04/15 10:31:25
タイトルのとおりの内容です
政(まつりごと)というのは非常に難易度が高いものであります。
民主主義国家における、主権は国民であります。
そして、国民の審判が国家の意思となります。
従って、政治の最終責任は国民であります。
政治家が、民主党が、自民党が、と言って
責任をおしつけても、選挙で選んだ選良であります。
但し、常に正しい判断をしなければならないか、というと
そうでもなく、物事には軽重あり、重要な判断で
道を間違わなければ、国政というものは大事にならないと
思います。
他国の例で言えば、ドイツの脱原発、フィリピンの米軍撤退、
中国の文化大革命、韓国の反日主義などでしょうか。
大きな判断で間違うと、後々国家の礎を失いかねないです。
近いことで書くと、人により意見が異なると思いますので、
ベルリンの壁が崩壊する頃、行われた参議院選挙について
日本の有権者がどのような判断をしたか見てみます。
第十五回参議院議員選挙は投票率65%、
結果は与党自民党36議席、野党90議席を獲得しました。
ベルリンの壁崩壊後、共産主義、社会主義への幻想は
消え、社会主義を支持する意見は一般的ではなくなりました。
選挙前、東欧革命が起きています。
それでも、マドンナ旋風なる土井氏率いる社会党が
大躍進しました。
参議院議員選挙は7/23、ベルリンの壁崩壊は11/10、
社会主義を党是とする社会党が大躍進、
これは日本人が世界を見ずにいたという証左です。
与党はリクルート事件という賄賂事件を引き起こしました。
そして消費税を導入しました。
だからといって、東欧から吹く、共産主義社会主義崩壊の
空気をまるで読んでいない、日本国国民の判断は
正しくありません。
時系列で書きます
東欧革命(社会主義政権崩壊)
↓
日本社会党大躍進(社会主義大躍進)
↓
ベルリンの壁崩壊(最も栄えてきた社会主義国の一つである東独崩壊)
↑こうしてみるとヘンじゃないですか??
小事は良いのです。
大事で間違えない選択、本質を見誤らない選択を
日本人は心がけてほしいです
(上から目線みたいでしたらすみません)
参議院だからいいじゃん、て思いますよね?
ねじれ国会で政治の遅滞が起こりました。
これは悪い判断です。
その国の政治、政治家のレベルは国民全体のそれにしかず、と言いますね。
ほんと、その通りだと思います。
なんとなくではありますが、文字どおり右も左も分からぬままマニフェストの中身に釣られる人々も少なからずいるように思いました。