１３日午後８時半ごろ、広島市中区基町の広島県立総合体育館であった
プロレスリング・ノア広島大会で、試合中にノア社長でプロレスラーの
三沢光晴さん（４６）が倒れ、心肺停止状態で広島大学病院に救急搬送された。
広島県警広島中央署によると、同１０時１０分に死亡が確認された。同署は
主催団体や対戦相手などから事情を聴いている。

　大会関係者や観客によると、三沢さんはこの日タッグマッチに出場。
相手のバックドロップを受けて頭を強く打ち、動けなくなった。レフェリーが三沢さんに
「動けるか」と聞いたが、三沢さんは「動けない」と答えた。試合はそのまま中断。
「医師はいませんか」との呼びかけに応じて出てきた観客の男性がＡＥＤ
（自動体外式除細動器）で蘇生を試みたという。
当時、約２３００人の観客がいた。
（インターネットのニュース記事より）

11：30ぐらいに｢さて、ニコッとでもはじめるか｣なんて軽い気持ちでパソコンを開いた
自分の目に飛び込んできた、信じがたいニュース・・・。


何を書いたらいいかわからない。
でも、何か書かないと落ち着かない。
動揺を必死に抑えつつ、文章を綴っていこう・・・。


自分がプロレスを見るきっかけになったのは、その頃まだ明るい時間にやっていた
新日本プロレスの｢ワールドプロレスリング」、それと地元のテレビ局で月曜の
夕方にやっていた全日本プロレスの｢全日本プロレス中継」、
この２つの番組でした。

大勢いる選手の中で一番のお気に入りだったのが三沢選手でした。
あざやかなエメラルドグリーンのロングタイツ、いかにも女性ファンに支持されそうな
整った顔、人並みはずれた運動神経、そして確かな実力。

｢プロレスなんて何がおもしろいのかわからない」
そんな先入観を持っていた自分を変えたのが、他の誰でもない、
三沢光晴その人でした。


２０代の頃から激しい戦いで肉体を酷使し続け、馬場さんが亡くなった後の
全日本プロレス、そして全日本を退団して旗揚げしたプロレスリング・ノア。
現在の武藤敬司選手と同様、｢戦う社長｣として団体の経営、
リング上での活躍、両方をそのひとつの体でこなしてきたわけで・・・。
いろんな面で大変だったと思う。
弱音を吐きたい時だってあったかもしれない。
でも、それでも戦い続けた。

若い頃から首、膝、肩、体のところどころに爆弾を抱えていたけど、
でも、それでも戦い続けた。

テレビや雑誌で試合の様子を見ていて、正直辛い時もあった。
若い頃の肉体とは違う、それが明らかにわかっていたから。
でも、それでも戦い続けた。

ファンのために、そしておそらく、自分のために。


｢プロレスラーは、リングの上で死ねれば本望」


そういうことを言う選手がたまにいる。
それはそれで、カッコイイ考え方だと思う。
でも、それが現実におきたとき、自分らはどうすればいいんだろう。

体が限界を迎えてきたので引退します、そういうのも確かに辛い。
でもこんな別れはもっと辛いです。

・・・って、こんな事いうファンはわがままかなぁ・・・。


もうブログ書き始めて１時間ぐらい経ちます。
・・・朝になれば新聞とかにも記事が載るだろうから、もっと詳しく状況を
知る事が出来ると思います。

その時に改めて「三沢光晴の死」を受け入れようと思います。



最後に・・・・・・

三沢選手、ホントにありがとう！　ホントにお疲れさま！　
あなたのことは一生忘れません！！

もう無茶する必要はないから、ゆっくり休んでください、ネ。