Nicotto Town



2012/03/25(日)


初めて関東に引っ越すことになった時に名残惜しかったもの。
NHKの盛岡放送局からの中継のアナウンサーさんの言葉。
その時間になったら、まず今日は盛岡からの中継があるかチェック。
あれば待機(笑)

ほんの短い時間、その地域の天候を映すだけの間に、他の局では天気予報以上の事はあまり盛り込まないのに、盛岡放送局のとあるアナウンサーさんだけは詩のように情緒豊かな言葉でその日一日の始まりを告げるのです。
さすが宮沢賢治のおひざ元だけあるなーと感心しつつ、毎日楽しみにしてました。
地方からのは三局(四局だったかも)だけなので、毎回盛岡放送局からの中継がある訳じゃないので、あった日はラッキーだと思ってました。
東北六県の、その中からだったので。

年配の方のイメージだったので、何時、このアナウンサーさんが交代になっちゃうのかと心配しつつ、楽しみにしてたのです。
でも、それを見届ける事は出来ずに、東北を離れることになった時は残念でした。

そして、また東北に戻ってきた時に、まだあのアナウンサーさんは現役なのかとどきどきしました。
また、あの詩情溢れる言い廻しが聞けるのか、それとも定年迎えちゃったのかと。
別のアナウンサーでした。
しかも他の局と同じように、何の変哲もない普通の報告です。
盛岡の方針じゃなく、アナウンサーさんの裁量に任されていたようです。
残念。
せっかく戻ってきたのに。
でも、持ち廻りになったらしく、その後女性アナウンサーになったり、若手になったりしつつ、何度目かの盛岡放送局からで、聞き覚えのある声と口調で、以前と同じように語彙を駆使した素敵な中継を観ることが出来ました。
でも、ちょっと足並み揃えるかのように、少しばかり詩のような言い廻しは減っていました。
でも、まだ現役でいてくれたのが嬉しかったです。

名前も顔も知らないけれど、お気に入りのアナウンサーでした。

また東北を離れることになって、またそのアナウンサーさん担当の中継を観ることが出来ないのは残念です。
もしかしたら、去年の夏以降は殆ど東北にいなかったので、その間に定年になっちゃったかもですが。




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