迂闊な姫ちゃん 3話 テスト
- カテゴリ:自作小説
- 2009/06/12 16:39:13
今日は姫ちゃんのクラスで、いきなりテストがあった。
先生「はい、今日は突然だけど、テストしま~すw」
みんな「えええ!!!」
姫ちゃん(ふふふ、慌てるがいい愚民どもw私はとなりのクラスのえっちゃんから情報を得て、準備してきたのだ~!ふはははは~)
先生「では、用紙を後ろにまわしてねwまだ表に向けちゃダメだよw」
みんな「ぶーぶー!」
先生「はい、みんなにまわったかな?では、表に向けて始めていいよw」
みんな「は~いw」
パサ、パサw
姫ちゃん(ふふふ楽勝~)「って、えええええ!!!」
先生「どうしたの姫ちゃん、いきなり大声だしたりして~」
姫ちゃん「いえ、なんでもないです・・・」(どういう事だ?えっちゃんには漢字のテストだと聞いていたのに、これは算数・・・謀ったなえっちゃん!!)
書き書き・・・書き書き・・・
姫ちゃん(くっ!どうする?用意していたカンニングペーパーは今や紙くず同然だ。こうしてる間に、ライバル達は次々と問題を・・・って、自力で解くしかあるまい。)
姫ちゃんは名前を書いて、問題を解き始めた。
テストは、マークシートだった。
姫ちゃん(これはついている。マークシートなら、なんとなくわかれば、正解している確率も高いし、なんとかなるかも・・・)
1問目から、姫ちゃんには解けなかった。
姫ちゃん(1番簡単な1問目が解けないとは、これはピンチだ!!とりあえずとばして、2問目に・・・)
しかし意外にも、2問目以降の方が、姫ちゃんには楽だったようだ。
姫ちゃん(ふはは~解ける!解けるぞぉ~!!)
こうして姫ちゃんは次々と問題を解いていった。
先生「はい、あと5分です~」
姫ちゃん(楽勝だったな。ふう~終わったw・・・あれ?マークシートの塗りつぶす場所が、後1つあるぞ!!あっ!)
姫ちゃんは、最初の1問目をとばしているのを忘れていたので、塗りつぶす場所を1つずつ間違って塗りつぶしていた。
姫ちゃん(下からひとつずつ、塗っては消してを繰り返せば、まだ間に合う!)「って、ゲロゲーロ!」
先生「姫ちゃん、カエルがどうかしたの?」
姫ちゃん「いえ、ちょっと宇宙人と交信していただけです。」
先生「テスト中だからほどほどにねw」
姫ちゃん「はい・・・」(しまった。後ろを振り返るのが嫌いだからと、迂闊にも全部ボールペンで塗ってしまっていた。とりあえず、このボールペンが、消しゴムで消せる、今流行りのボールペンである可能性にかけてみよう。)
ごしごし・・・
姫ちゃん(やはり見事に違ったか。100円ショップ10本入りのボールペンに、迂闊にもそこまで期待したのは間違いだったな。しかし、この部分、真っ黒になってしまった。しかたあるまい。ここは全部塗ってしまっておこう。)
キーンコーンカーンコーン~♪
先生「はい、そこまでwでは後ろから集めてね~」
姫ちゃん「ふっ!後ろはふりかえらないぞ~」
マリちゃん「涙でてるよ・・・」
姫ちゃん「ちがうわい。これは汗だい!!」
こうしてテストはおわった。
数日後、テストの結果が発表されたが、予想外に姫ちゃんは100点だった。
最後から二つ目の問題は、超ひっかけ問題で、全部を塗りつぶさなければならない超難問だった。
これを正解したのは、姫ちゃんだけだった。
マークシートのテストって、こういう事ってありがちだよね?(汗)
ありがとうございますw
気が向いたらまた書きます♪
面白いよ。w
姫ちゃんはなかなか想像力があるね♪
文章だけだから、想像力がないと楽しめないからね~
良かった良かった♪
ゃばぃww笑いが止まらないッッ
多分今にニャけてると思うw
そして後日、姫ちゃんのクラスでも漢字テストがあったんだけど、その時の事は気が向いたら♪
うむ。
実質ちゃんと正解したのは、最後の問題だけだったわけ。
後は回答すべて、1問ずつずれてるんだけどそれが偶々正解だったんだよw
それにも裏はあるんだけど、それは話が進めば~
それとも、えっちゃんが迂闊だったのかwww
あれ?
100点だったんだ?
1問目は解けたんだ?www
きっとあるよ?
偶には?
極まれに・・・
って、予想どおりのツッコミありがとうw(笑)