Nicotto Town



戦火の馬

1982年に出版されたマイケル・モーパーゴの児童小説を原作とし、
ニック・スタフォードによるその戯曲化「軍馬ジョーイ」に基づく
スピルバーグ製作のドラマです。

物語は、いくつかの不満を除けば、良くできていると思います。
上映時間が146分と若干長めですが、最後まで飽きずに鑑賞できるでしょう。
終わり方もスピルバーグらしい締め方ですよ^^

本作の見所ですが・・・
”馬の調教”と”戦争シーン”です。

馬の演技は、本当に「素晴らしい!」の一言です。
(彼が主演男優賞にノミネートされてもよかったくらいです^^)

戦争シーンは、スピルバーグの戦争作品を御覧になった方は解ると思うのですが、
戦場の表現や時代考証が良くできています。
(児童小説が原作ですから誰にでも安心してオススメできる表現に留まっています^^)

ところで・・・

スピルバーグは、映画やドラマで第二次世界大戦にまつわる作品を
多く作ってきましたが、第一次世界大戦にまつわる作品は初めてです。
本作は”戦争の悲惨さ”や”動物の生命”について馬の視点で描かれています。

戦争では人が死にます。
しかし、死ぬのは何も人だけではありません。
モーパーゴの研究では、この戦争でイギリス側だけで100万頭、
全軍合計では1000万頭の馬が死んだと推定されています。

戦時下のみならず、災害時などの非常時には真っ先に動物が切り捨てられます。
「”命”は平等」などと宣ったところで、
こうした状況では人の業や原罪が浮き彫りになりますね・・・


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2012/03/25 23:38
murasakiさん

いやいや、笑ってますが私は結構本気ですよ^m^

いくつかの不満ですか?
う~ん、これから鑑賞する方もいるので、あまり書くと興醒めしてしまいます^^;
じゃあ、ひとつだけ・・・
折角なら言語もその国の母国語で会話していて欲しかった、ということでしょうか^^

そのイメージは間違ってないと思いますよ^^
映画を観ましょう\(^▽^)/

ありがとう^^
ゲームのプレイスタイル同様、自分のカラーが出せれば、面白いんじゃないかな^^

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2012/03/25 23:28
蓮花さん

いえいえ、どういたしまして^^

リアリティを追求すると子供には観せられなくなってしまいますが、
子供でも安心して鑑賞できるようになっています。
それは映像だけでなく、ストーリーの展開もです。

そのくらいオブラートに包んでいるので、きっと大丈夫だと思いますよ^^
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2012/03/25 16:50
馬が主演男優賞(笑)
勝手な要望として dayamaさんの いくつかの不満も聞きたかったです^m^

映画詳しくないんですがスピルバーグって残酷なところはあっても
どこかあったかいイメージがあります

dayamaさんの記事っていつも丁寧ですよね(^o^) 見習おう・・
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2012/03/25 00:52
わ。。♪

そうなのですか✿^^✿

動物さんの辛いシーンにすごく弱いので> <

えっと。。大丈夫かなって> <

dayama様。。✿

ありがとうございました✿^^✿

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2012/03/24 23:44
本作は、戦時下における馬の視点で物語が進行していくので、確かに過酷とも言えます。
しかし、残酷なシーンなどは見えないように配慮されていますよ^^
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2012/03/24 13:06
『戦火の馬』。。★

観てみたいのですけど

お馬さんの過酷なシーンがあるかも> <

って。。怖くて観に行けません

でも。。お馬さんは大好きなので。。✿

観てみたいなぁ。。☆って悩み中です✿^^✿
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2012/03/23 22:07
\(^▽^)/仲良しー!
楽しめるといいね^^
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2012/03/23 21:51
ぱぱちゃんままちゃんが・・行く気満々だぜー
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2012/03/23 20:02
さっきぃ所長

うぃい~♪^m^
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2012/03/23 19:59
つばめさん

同感です^^
映画、音楽、本・・・
質の良いモノは、確かな教養を与えてくれます。
それに共感できるかどうかは別にしてね^^;
あとは、自分でその良い部分を汲み上げて消化できるかですね^^
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2012/03/22 23:57
おっと・・読まないでおくぜー観るかもしれんしなw 
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2012/03/22 22:26
スピルバーグの戦争映画で思い出すのは、”太陽の帝国””シンドラーのリスト””プライベート・ライアン”
なかでも、”シンドラーのリスト”は衝撃的で、戦争について深く考えるきっかけになりました。
第一次大戦のお話は、たしかに少ないですね。
映画で疑似体験したことで視野が広がったことは多いです。
こと、戦争については。
今作では、馬が戦争の犠牲になったお話のようですね(^^)/





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