世の中がいくら広いって言ってもこれから話す話しより悲惨な日々があるでしょうか～!!!
涙を拭って御覧あれぇぇぇ～

ある所に河童ハゲの父ちゃんがいました。
河童ハゲは花粉症で娘のコロは風邪をひいていたので・・・
鼻をかむのにティッシュの奪い合いが勃発していたのです!
「父ぢゃん゛!もう父ぢゃん゛が鼻がむ゛とティシュが無くなる゛だど!」
と、言うコロの言葉に河童ハゲ父ちゃんは
「お゛前゛ぇ゛は鼻にぃ栓棒して寝てろ゛!!ティシュは花粉症の父ぢゃん用だ!」
って反論してた。
そうです・・・柔らかティッシュは数量限定の貧乏家族!
柔らかティシュが無くなったら普通のティッシュ使用です!
柔らかティシュでさえお鼻が赤くってヒリヒリになんのに!!
「花粉症の父ぢゃんは普通のティッシュ使え゛よぉぉ゛～!」
もうコロと父ちゃんのティッシュ戦争勃発でしたが・・・・
父ちゃんはそんな有様でも会社に行くのです～
河童ハゲ隠しの帽子を被り～
目には花粉で痒い痒いになるので・・・花粉症のメガネです!
今の花粉症のメガネは薄くカラーも入ってサングラス使用～
お洒落だって?
全然ん～違います!
目が真っ赤で完全充血してるのが普通の花粉症のメガネだと丸見えなんです!
セキセイインコのピコの赤い赤いおめ目なら可愛いけど・・・・
河童ハゲのおめ目は充血してると・・・
「目が真っ赤だ・・・」って言われて会社の人達も引くです・・・・なので、
赤い目を～♪していた～♪河童ハゲ～♪
妖怪と間違われて～みな逃げたぁ～♪←童謡赤い靴で歌ってチョ♪
そう、それで目の赤いのが世間にバレナイようにグラサン使用の花粉症メガネデシ!
そしてマスクは使い捨て３重構造のマスクを装着!!
「じゃ行っでぐる゛!」っと父ちゃんが言うと～
「父ちゃん!行く時にゴミ出してきてぇぇぇ!!」
と、言う無残な母ちゃんの言葉が飛びます!
実はコロん家のゴミ捨て場は父ちゃんが会社に行くのに反対方向!←母ちゃんなんて残忍な・・・・
でも、母ちゃんに逆らえない父ちゃんは花粉に苛められながらもゴミ捨てをして・・・
家に戻ってチャリンコにまたがるとキィコキィコ～と駅に向かいます!うん。出勤とも言う。
この日、会社の事務のお姉さんがインフルでダウン!
休みに私用のあった父ちゃんはお姉さんが行く銀行と郵便局の御用をやんよ!ってなった。
「じゃ郵便局で切手とか買ってくるわぁ」
っう事で郵便局へ～トットコさん。
郵便局の前には年とった警備員の人がいるんだけど・・・
いつもは警備員の人って郵便局の外に立ってない??
でもナゼか郵便局の中まで父ちゃんにペッタリくっついてキタ。
でも別に気になんなかった～
なんだ?とは父ちゃんも思ったけどね。
会社の切手やもろもろを買っている間～
ふと、窓口を見るとカラーボールが無い!
カラーボールって強盗が入った時に投げるボールで
このボールは強盗に当たると割れて強盗の服に色が付くと言う物。
窓口の上に陳列されてるのはそのままだけど～
なぜか局員の横に有るはずのカラーボールが無くなってる?!
「物騒だなぁ～この辺でも郵便局に強盗が入ったかなぁ～」なんて父ちゃんは思った。
父ちゃんはこの時、気が付かなかった・・・・
帽子にマスクにサングラス!!
オマケに手には会社の少し大きい鞄!!
コレが父ちゃんの恰好なのだったぁぁぁ!!
強盗きゃよ!
その恰好は強盗きゃよ!
郵便局には緊張が走ったに違いなかった!!!
で、父ちゃんが郵便局を出る時に振り帰ると・・・・
郵便局の窓口の取りやすい場所にはいつものように未使用のカラーボールが並んで・・・
警備員のお爺ちゃんも郵便局の外でお客さんに挨拶してた・・・・
こんななのに父ちゃんはまだ自分の悲劇に気が付かなかった・・・・
父ちゃんはその恰好のまま・・・
当たり前だけど・・・
銀行へ向かった!
銀行はお客さんがいっぱいだったが・・・・
そして、ナゼか何か緊張が走っていた!!!
これが自分のせいって思うわけない!
父ちゃんは花粉症なだけだにゃ!
でも・・・
デカい鞄!帽子!曇りの天気にサングラス!マスク!これは・・・不味い・・・・
ATMに並ぼうとすると、父ちゃんの前で銀行の人が休んでるATMを開けてくれた!
ＬＵＣＫＹじゃん!
お店の会計だってスーパーだってぇ～なんだって行列に並ばないと用事やレジが済まないのに・・・
あの行列必須のATMが並ばず出来た!!
って喜んでたのもつかの間～
父ちゃんの隣には今度は警備員じゃ無くって本当のお巡りさんが居て・・・
銀行の行員の人まで横と後ろに居る・・・
「?」「?」「?」
この時になって・・・やっとわかった父ちゃん・・・
町中の人がドン引きして父ちゃんを強盗か何かしそうって思ってるって事だぁぁぁ!!
銀行で父ちゃんの前にも後ろにもお客さんはいない・・・orz
町中にドン引きされた河童ハゲの運命やいかにぃぃぃ!!
「杉の木なんか全部切っちまぇぇぇ～!」吠える父ちゃんであった(哀れよのぅ～)