アイスマン・わいどしょう＞＜
- カテゴリ：日記
- 2012/03/08 00:54:57
１９９１年まで。
イタリアとオーストリアの国境にある峡谷で、彼はひっそりと眠っていた。
その時間、約５３００年。
彼は極寒のタイムマシンに乗って現れた、古代からの旅人だ。
気の遠くなるような時を越えて、今の時代に現れた。
彼は「アイスマン」として、世界中に知られることになる。
当時、このニュースを知って、自分の血が騒いだのを記憶してる。
古代ケルト人の謎が解けるかもって思ったのだ。
ミイラとして発見された彼は、さまざまなミステリーを私たちに投げかけてきた。
彼はどうして、標高３０００メートルの峡谷で死んだのか。
彼の死因は？
彼は何処に住んでいたのか？
彼はどんな生活をしていたのか？
彼はどんな顔をしているのか？
様々な研究の結果、彼の人物像が描き出されてゆく。
今なら小柄だけど、当時としては大柄な１６５センチ５０キロの中年男性。
茶色い目、茶色い髪。
今もその子孫が居る山岳民族の一員だった事。
精錬された当時はとても貴重な銅の斧、未完成の弓矢を装備していたこと。
上等のなめし皮の防寒具を見につけていたこと。
背中に刺青の後があること。
矢をうけて怪我をしていたこと。
失血によって死亡したこと。
牛乳が苦手だったらしいことｗ
日本のワイドショーで、彼が取り上げられたのは何故なのかな。
よほどネタがなかったんですか。
まあ、ないことないこと、わいどしょうでさまざまな憶測が乱れ飛ぶ。
高位の支配階級に属していて、一族の内紛に巻き込まれて怪我。
そのまま逃避行して、凍死したのではないか。
いっしょに愛人の女性が逃避行したんじゃないか（あくまでも想像の域をでないってか女性のミイラはでてません＾＾；）
まあ、いろいろといろいろと＞＜
今朝の…じゃない、昨日の朝のワイドショーで、古代殺人事件風に紹介していた。
あと、アイスマンに関係した研究者や、発見者が数人、事故や病気で亡くなっている。
でたよ！「ミイラの呪い＞＜」
…頼むからワイドショーで、こんな扱いしないでほしい。
それと古代人が高度な文明生活をしてたからって、なんの不思議もありゃしません。
食べて寝て働いて、泣いて笑って怒って。
今も古代も、人の生活の基本は何も変わりはしない。
アイスマンのドキュメンタリーは幾度か放映されましたね＾＾
古代を題材にした真面目なドキュメンタリーは、私も大好きです。
ワイドショーみたいにされると、なんとも哀しくなりますよ。
５３００年前も今も、人の営みは変化してません。
機械文明が以上に発達してますが＾＾；
大地の旅人エイラシリーズは、まだ味読です。
面白そうではあるんですけど、縁がないとゆうかｗ
紀元前だって、衣食住は不足なかったようですよ～。
なんでだろうねえ＾＾；
なにかのせいにしたら、いろいろ面白おかしくなるせいなのかなあ。
大人でもそのへんは、ようわかりません＾＾；
ミイラの呪い…はツタンカーメンでお腹いっぱいやなあ＾＾；
あれも、当時のマスコミの捏造が大きいらしいけどね。
牛乳が嫌いらしいってのは、検査結果でわかったらしいよｗ
こういうドキュメンタリーは見るのが
すきです＾＾
昔の事が研究を続け段々と解明されていくのは
ステキですよね~＾＾
必要以上に子供じみた事で
世間の関心をかおうとするワイドショーの
行為は苦手ですが…＾＾
本当にアイスマンも 今の人と変わらないですよね
以前 展覧会に小さな子どものミイラが数点来ていて 見るのがとても辛かったです
何で遺体を展示するんだろう…
＊＊＊
原始人のお話を書いた小説に ジーン・アウルさんの「始原への旅立ち」のシリーズがありますが シリーズの途中で翻訳されていないので ちょっとつまらないです
（読んだ事があるのは「評論社版」ですが…）
この本は なかなか面白かったです
↓ウィキペディア「ジーン・アウル」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%82%A6%E3%83%AB
本当はミイラの気持ちになると
悲しくなりそうです。
ただお墓に入っているだけなのに...
発見されてから２０年経ってるし、関係者が何人か亡くなってても
全然不思議な事とちゃうやんか～
でも、牛乳が苦手なんは知らんかったｗｗ