白杖を持つということ…
- カテゴリ:日記
- 2012/03/05 09:03:54
先週行われた義務教育最後の個人懇談で、息子に白杖を持たせてはどうか
との提案を、担任の先生から受けました。
手短に言うと、白杖を持つことで、一見障害があるように見えない息子に
『私は目が見えづらいですよっ』とのアピールを周りの方々にできるということ。
場合によっては支援を受ける必要もあるので、その為には本人の状態を
知ってもらう必要がある。
私は、担任の先生のお話をそのように受け止めたのですが、多分そう言う意味
だったのだと思います。
主人には昨夜の夕食後、一息ついてから話をしました。
主人もその話には賛成。
「それは気が付かなかった。でも、良いことだよね…本人にとっても」
と、本人が生活しやすくなるかもしれないことをすごく喜んでいました。
白杖をどこで購入したら良いのかということや、補助についての問い合わせを
市役所の福祉課で確認しました。
私達が住む市では、18歳以下の方が使う場合は負担金はないそうです。
それほど高い物ではないそうですが、負担がないのはとても助かります。
担任の先生のお話では、高等部に進学出来た場合には引き継ぎ事項のなかに
白杖の練習について加筆してくださるそうなので、是非そうしていただけるよう
お伝えするつもりでいます。
親の私は白杖の使い方を教えてあげることができないので、これからの3年間で
本人には使い方をマスターしてもらいたいものです。
そして…この期間を逃したら、白杖の使い方を教わる場所を得ることは難しいと
思いますので、この機会を上手に利用させていただきたいと思いました。
でもね…。
ブログを書いていて、無性に寂しく…切なくなってしまって。
息子のより良い環境のためなのに、ね。
なんだかね、やはり悲しくて…泣きそうになるダメ母です。
葵さん、ありがとうございます^^
私も上手く言えないのですが…息子が不憫というよりも
自分自身が受け入れきれていなくて切なくなってしまう
気持ちの方が大きいのかもしれません。
でも、受容していかなければと思っています。
ある程度、時間を必要とするかもしれませんが。
いつも本当にありがとうございます^^
お子さんのこと大切に思ってるから泣いたり笑ったりできるんですよね
しのみぃさんは いつも一生懸命です
いつも前を向いてます
白杖を使うことで 息子さんの為になり
しのみぃさんの肩の力が少しでも抜けるなら・・・
うまく言えないけど応援しています^^
お出かけ前のお忙しところ、ご丁寧にお返事を下さり
恐縮です…本当にありがとうございます。
更に、最大限にお誉めの言葉まで頂き、なんとお礼を
申し上げたらよいのやら、気が利かなくて申し訳ありません。
なにかあると、心の中は「オロオロッ」した気持ちで
一杯になってしまう気弱な母親ですが、ひとつひとつ乗り越えて
そして受容していきたいと思います。
温かい眼差しでお母様方を見て下さるひかるさんのよううな方が
学童指導員をして下さるのは心強いです。
寒暖の差がある季節故、お体をご自愛下さいませ。
ありがとうございました。
子どもはいませんが、お母さんたちを見てるといつも一生懸命で
応援したくなります。息子さんを、想う気持ちが伝わってきました。
ダメじゃないですよ。立派なお母さんだって思いました。
しのみいさんのこと、心から応援しています。
今日は幼稚園の手伝いです。いつもお母さんの気持ちになって接してます。
息子さんは、こんなに想ってくれるお母さんがいて、幸せですね。
ひかるといいます。
いーちゃんさんも、そういうこと…あります?
個人懇談の2日ほど前、息子を早退させる予定があり
担任の先生と立ち話をしたのですが、その時に
「疲れました…」
と、ぽろっと口から出てしまった自分がいました。
家族にも言ったことがなかった言葉だったので
自分でもはっとしたのですが、もしかしたら
本心だったのかもしれません…。
自分でもわからないのですが。
でも、心に溜め込んでいるかもしれない思いは
時には解き放つ必要もあるのでしょうね。
いーちゃん、ありがとうございます^^
ここでは、自分の苦しい気持ちを吐きだせる場所なので、何でも言ってください。
しのみぃさんが悲しくなる・・・それほど息子さんの事を深く考えているんですよね。
白杖を使うことによって、これから息子さんが良い環境になれればいいですよね。
プライベートのことをとても詳しく書いて下さったこと、感謝致します。
息子自身には視力のことや、視野が欠けていることを伝えてはありますが
物心ついた頃には左目は見えなくなっていたと思いますので、見えないことが
本人にとっては普通になっていて「見えていないこと」を気が付いていない
可能性があります。
知的にもそこまで気が付けるかな…というところもあります。
ですから、自分の状態を悲観することはなく…そういう素振りも全くなく。
でも、息子の状態からこれからの将来のことを考えると、生きていくことは
容易くはないということが想像できてしまうので、やはり切なくなります。
人に助け(支援)を求められれば(そこまで知恵がまわれば)少しは
安心できるのですが、そういうことが出来ない(思い付かない)息子ですので
多くの術を身につけさせていくことが大事だと思っています。
自分でできるようにと、学校の先生方は訓練項目に入れてくれますので
家庭でも足並みを揃えて出来ることを増やしていってあげたいと思います。
(ついつい先回りしてやってしまう短気な私ですので、反省点は多いのですが)
でも、自分で出来ることには限界がありますので…私は息子自身で周りの方々に
手伝ってもらえる力をつけてもらいたくて。
寡黙で黙り込んでしまったり、「どうしよう…」とパニックに陥って固まったり
泣くことしかできないのではなく。
「自分は今こういう状態なので、○○お願いできますか」と言えるように…。
上手く言えないのですが、多分…私自身も不安なのかもしれません。
そして、息子が杖を持つことになるかもしれないことに抵抗があるのかもしれません。
受け入れようとする自分と、抵抗がある自分の間で揺れているのかも。
ですがそれを越えたとき、私も今より少しは強さと逞しさが増しているのでは
ないかと思うのです。。。
ありがとうございました^^
網膜色素変性の者がいます。
徐々に視力を奪われていき
視野が狭まり良くても光を認識できる程度の
視力しか残らないようです、
車の運転が好きで
車関係の会社に就職し
車でサーキットや峠を走ることを何よりも
楽しみにしておりましたが
もう車を運転する事はかなわず、
今残っている人の1/5程度の視野で
生活しておりますが、
いずれ閉ざされるようです。
しかし本人は本人なりに
懸命に事実と向き合い
出来る事をたんたんとしておりますが、
昔その事を悲しんで泣いている者に対し
本当に大変なのは私だし、
頑張っていかなければいけないのも私、
確かに全盲になった際はサポートお願いすると思うけど、
本人が諦めずに
出来る事を前向きに行おうとしている時に
家族の者が悲しんで泣かないで欲しい…
自分が悪いことをしているように感じるとの事でした。
誰もがその様な意見とは限りませんが
人の意見は多種多様です、
息子さんが前向きで頑張る性格だとしたら
前向きに応援する事が本人への助けになる事もあるかも知れません。
もちろん僕は男で母の気持ちというものが
本当に理解する事は出来ないかも知れませんが、
悲しくなる気持ちは分かります。
ただ僕の家族にそう言う状況の者がいて
そう言っていたので、エピソードを語らせていただきました。
ありがとうございます。
はなとりさんの書き込み、よませていただいて
なにかがストンと落ちる感じがしました。
すごく納得ができます^^
息子…自信がないのだと思います。
したことがない=させたことがない
こういうことが本当にたくさんあって。
でも、これからのことを考えると、自信を持たせることが
非常に大事だと思いました。
遅いくらいですが、今からでもなんとかしてあげたいです。
自信はとても大きな力を息子に与えてくれる気がします。
そして、そこから前へ一歩前進できそうな気がするのです。
ちょっと先が見えてきた気がしました。
ありがとうございます^^
それは健常者の子の親も、障害者の子の親も同じかも知れません・・・・
でも、私たちのような親は常に子供に寄り添っている分、早い段階での軌道修正
が出来ますよね・・・。
「ちょっと目を離した隙に取り返しのつかない事になってしまった」・・・という心配
はとりあえず無さそうかな・・・と。
私も杖を持つ事によるメリットのほうが大きいのではないかな・・・と思いました。
それを使いこなせるようになり、一人でも不安無く外出できるようになれば、きっと
息子さんにも自信がつきますよね。
こんにちは^^
そうですね、新たな受容段階にきているのだと思います。
これを乗り越えないと次の段階に進めません。
ですからもがきもしますし、切ない思いと向き合おうと思っています。
息子の視神経は死んでしまっている為、恐らく息子が存命している間に
視力がもどることはないと思います。
見えている右目のかろうじて欠けていない部分で見ることができ
生活をすることができています。
が、そこを頼りすぎる故、見えない部分に物があると大きな事故に
合うことになります。
外出するのにひとりで行くことは、主治医から止められていることや
本人も自分ひとりで外へ出ることは非常に消極的(不安)であることで
誰かしら付き添うことになります。
ですが、親はいずれ先になくなります…たぶん。
その時に、ひとりででかけられるようになっていた方が本人の生活水準が
上がるということを先生方は考えていらっしゃるようです。
全盲の方も、白杖や盲導犬そして周りの方々の支援を得てひとりで
外出しているのだから、見えているお子さんはなおさら外へ
出られるようにしておくことが良いということなのだと解釈しています。
後悔することはできるだけ少なくしたいです。
先生方がとても前向きに話して下さることもあり、このご提案を
受けてやってみようと思います。
まずはやってみて、それからまた軌道修正していけば良いのだと思っています。
いつもありがとうございます^^
いい母親だから、息子さんが、いつか健康になって欲しいと願うのは当然。 白い杖を持つことで、身体障害を「容認」してしまう怖さと、これから良くなっていかないのではないかとの不安を、しのみぃさんが感じるのではないかと察します。
希望を捨てず、息子さんと一緒に頑張ってください。 医療技術の発展で、息子さんが普段の生活を、何の苦もなく過ごせる時が来ることを願ってます。
メソメソ(;;)
温かいメッセージをいただくと、再びメソメソが始まります(>_<)
ダメですね…今日は泣き曜日です、私。。。
いつもありがとうございます。
ダメ母→ため息母→イキイキ母へと段々と成長していけると嬉しいです^^
決してダメなお母さんじゃないですよー。
がまんしないで、泣きたいときは涙を流してもいいと思います。
涙は浄化剤なのデス。
いつだって、お子さんの事を考えているステキなお母さん。
ちょっとだけ涙を流した後は、ますますステキなお母さんになっていると思います。
私は「泣き虫」ってあだなが付くぐらいの泣き虫な子どもでしたから
すぐに不安になって「どうしよう」っておどおどしてしまうんです、
元々の素の自分は。
息子が4歳の時に障害と病気がほぼ同時にわかり、その時から
絶対に泣かないと自分自身に誓いを立ててこれまでやってきました。
無我夢中でしたのであっという間の10年間でした。
でもね、最近…泣きたくなるときがあるのです。
歳を重ねたという事もあるのでしょうが、やはり泣きたい時もある。
そうですね。
おっしゃるように、泣きたいときは泣くほうが良いのかもしれません。
本当は弱い人間だから、泣いても良い場所と時なら、泣いたほうが
いいのかな。
考えの転換も大事ですね。
ありがとうございました^^
子育てっていつも
これでいいのか
自問自答しながらの連続ですよね
しのみぃさんも 複雑な気持ち少しだけどわかる気がします。
ダメな母なんかじゃないですよ
ちゃんと 現実と向き合ってるもの
子供の前でなければ時には 泣いたっていいんじゃないかな
そうやってバランスとりながら 少しずつ前に進む気がする
だいじょうぶ きっとだいじょうぶですよ^^
我が家がすごくまとまって、良いチームでいられたのは
息子のお陰です…そういう存在でした。
ですから、これからも先も息子と、そして娘を中心に
家族で前に進んでいけたらって思います。
随分と逞しくなったつもりでいましたが、まだまだですね。
がんばります…ね。
ありがとうございます^^
うっ(;;)
また、泣けてくる…。
涙は永久凍土のなかに押し込めてきたはずなのに
なんでかな…今日は涙がこぼれてしまいます。
啓蟄で、出てきた虫たちにつられてこぼれでてしまうのかな。
そうですね。
沈みきったらまた上がってきます…きっと。
そうしないと前に進めないし、きっと進める…大丈夫。
皆さんに励まされて、前向きになれたみたいです。
ありがとうございました^^
出来ない息子、がんばっている息子。
当人はそれこそ大変なんだろうなって、十分にわかっている。
でも、それを見ている(見ていなくてはならない)私も
切ないな…わかるだけに。
でも、そうやって今までもやってきた。
そして、やってこれたから…きっと今度も大丈夫。
そう、信じて積んでいくことにします。
ありがとうございます^^
目の当たりにすると、心が塞いでしまう。
お気持ちお察しいたします。
でもやはりご本人のためになる事であれば、
みなさんでご一緒にたくましく乗り越えていただきたいなぁ…。
どうせなら、笑顔が良いよっ!イェイ!v(^v^)v
泣きたくなる気持ち、よくわかる。
子どものために良いこととはわかっているんだけれどね……。
切なくて悲しくなるんだよね。
涙は流してしまいましょう。
そのほうが気持ちも少しは楽になるから。
しっかり悲しんで、しっかり嘆いて、
それがすんだら、また涙を拭いて歩き出しましょう。
一生その繰り返しなのかもしれないけれど、
それでも確実に先へは進んでいるものね。
娘の「部活をやめたらどうだ。」と言った先生の話を偶然聞く事ができたんです。
私は部活の話を聞いた時”ひどいっ、その権利まで奪うか”と思ったのですが
先生の娘さん、幼稚園の時にグランド1/4しか走れなくて
ものすごくイヤな思いをしたそうです。
今、とっても嫌な思いをしているのは当然です。
母だもの。
でも、いつか「これでよかったんだ。」と納得する日が来ると思います。
いつかきっと・・・
ありがとうございます。
大変な時にコメント下さって、申し訳ない思いと
ありがたい気持ちとが交差しています。
受容…何度も迎えて超えてきた息子の障害受容を
しなければならない時期が、やってきたのだと思い
自分で越えなければならないことだと自問自答し
苦しいのだと思います。
でも、これを越えなければ自分自身の「この先」が
見えてこないと思いますし、これからのことを
受け入れることが困難だと思います。
ですから、辛くても…時間が多少かかっても
受け入れる作業をしていくつもりでします。
『障害受容』は私の一生の仕事。
そして、いつかはそれがやり甲斐だと言えるように
なっていたいと思います。
まやさん…私はコンプレックスの固まりです。
ですが、最後の言葉は嬉しかったです。
ありがとうございます。
これでいいのか、どうなのかって。
息子さんにも、しのみぃさんの気持ちがしっかり伝わっていると思うし、自分のことよりいつもお子さんのことを優先している、素晴らしいお母さんじゃないですか^^尊敬してますよ^^
ありがとうございます。
今日はお天気と同じ…。
暫くは泣いてます。
でも、お迎えまでにはいつものお母さんに戻ります。。。
きっと息子君なりにしっかり前を向いて進んで行ってくれるよっ♬
ダメかあちゃんなんかじゃないよっ(^ー^* )フフ♪
いっつも子供のこと考えて行動しとる立派なかあちゃんよっ☆