影踏み
- カテゴリ:小説/詩
- 2012/02/28 01:34:04
おいてきぼり
気がついたらいつも一人
いったいみんなは
何処へいってしまったの
今日も自分の影踏みばかり
一緒にいてくれるのは君だけだね
僕の思ったとおりに動きまわる
でも君はなんだか物足りない
こんど僕が右手を上げるから
左手を上げてみて
僕が右足で蹴るから
左足で蹴ってみて
難しいかな
僕の友達はみんな出来たよ
でも今僕は一人ぼっち
みんなは何処へ行ってしまったの
今すぐにでも会いたいな
僕の影を紹介してあげるのに
なんだかよくわからないけど
なんとなく寂しい時ってありますよね
自分の影が泣いているって
そう感じる時って
そう感じたら
ここにやって来てくださいね
病院の屋上と中庭で、友達が学校で楽しく遊んでた時間に。
あの頃、なんだかよくわからないけどなんとなく寂しかった。
でも、それにはちゃんと理由があったのですよね。
大人になっても、そう感じる時って確かにあります。
永遠に続くと・・・
一人+分身だけでは生きていけませんよね
癒しになる事もある・・・
でも・・・
分身とだけじゃ
淋しくなる時もあるね。