Nicotto Town


「さくら亭」日報


ほんじつのお着替えとお裁縫の神様


えー、少々さぼっておりました。
一応、ガーデンの手入れと新作チェックはしておりましたが。

数日ぶりのお着替えは、メガ花に白バラを選んだので、
「ここは中二病全開で行こう!」
と思ったらこんなコーデになりましたwww
元が「モダン女志士」なので最初から刀装備。
そこにさらに武器(おまわりさんのコルクピストル)を持たせ、
「鬼さんヘア」と眼帯、くもの巣フレームでこんなことに。
こういう遊びは全力でやるのが良し、かも。

さて、何故ニコタをさぼっていたかと申しますと
単に裁縫熱がさめないからです。
この状態を私は以前より「お裁縫の神様が降りてきている」
と表現しております。
滅多に降臨されない(前回降臨は2年前の春)ので
降臨中はとにかくこのスキに縫って縫って縫いまくれ!
チャンスの神様の前髪よりかはつかみやすいかもしれませんが
それでも稀有なことには変わりありません。

18日に朱赤の人形(60cm)の振袖を縫い終えた私は、
20日より発掘できた生地で引き続き次の振袖に着手。
無事24日に縫い終わりました。
このスピードが既に尋常じゃないわけで。
裏生地は数年前にオクでまとめ買いして放置していた
八掛用(つまり裏地)の黒に見まがう濃紺。
表地は某店オリジナルの切り売り小紋生地(m単位2,100円…)で
地色はベージュに黒に赤に水色というカオスなもの。
赤と水色に麻の葉文様が目立つので「お七」と呼んでますw
表も裏も極上の正絹なので縫ってる間も夢見心地の手触りでございました。
出来上がりはそれはもう「派手」のひとことw

で、勢いのまま雛祭り用の振袖を縫うことにしたのですが、
25日はちと脱線しまして。
私、時々ですが何故か何かに挑戦されているような気になって、
やたら小さい人形用の着物を縫いたくなります。
小さいと言ってもリカちゃん、ジェニーサイズではなく(←持ってる)、
いわばリカちゃんの幼稚園の双子の妹サイズというか、
プチブライスサイズというか(←持ってる)。
つまりは10cm前後の人形用を縫いたくなるのです。

今回のターゲットはBrounie(ブラウニー)という約10.5cmの人形。
韓国メーカー品のれっきとした球体間接人形で
お値段は諭吉超えですがこのサイズ形態のものにしては
流通ルートが信頼できて安価な部類なんですよ(誰に弁明?)。
浴衣は縫ってはいたのですが裏つき、しかも総裏の袷の着物は以前挫折経験アリ。
小さすぎて待ち針も打てない箇所があるもので。
たしかに縫う距離は短いのですが、サイズが大小あっても手間は同じ。
しかし小さいのは小さいので手間と神経の使い方が並じゃない。
まず、先ほど名前を挙げたような小さい人形にとって、生地の厚みが敵になります。
薄くて薄くて透ける寸前くらいまで薄いのが望ましい。
しかもそれが重ねたりして着付ける着物だと重大。

数日前、時々行く中古の和洋服を扱う店に行きましたら折りよくセールで、
好みの着物を半額で入手できました。
衿部分がほどけていたので、最初から心置きなく人形用に分解。
で、その生地がいい具合に古くて薄くなっていたので
久々に小さい人形用に作りたくなっていたというのもあります。
丸一日かかって縫い上げましたが、何せパーツが小さいので
端がほつけたりほつけたり……
「もうこんなサイズで総裏なんか縫わない!!!」と叫びながら。
数年したらこの苦労を忘れてまた挑戦しそうではありますが。

かくて悪戦苦闘の末、配色のせいもあって地味なんですが
小物工夫してかわいさも出せたと自分では思っています。
まあ、自己満足の世界ですから。
で、引き続きいつもの薔子嬢の着物に戻ったわけで
お裁縫の神様がいらっしゃるうちに数稼ぐぞという気持ちでいっぱいなのでした♪




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