椿が一気に3本メガっていると聞いて、急ぎ庭に出た。

確かに3つも・・・。凄い・・・。

ラッキーなこともあるものだと思っていると、私は庭に誰かいることに気づいた。
頭に花を咲かせた女の子だとわかった瞬間、咄嗟に身構えた。

ベニにルリ。ここで会う奴らは大抵、何らかの危害（もしくはワガママ）を私に与えてくる。警戒するに越したことはない。
しかし、今日は彼らではないようだ。初めてみる女の子だ。

ユキ「私はユキ。雪椿のユキ」

むむ。雪椿？ああ、白椿のことか。そうか、白椿が出来たから新しい椿を擬人化したのか。アハハ。相変わらず、私の頭も痛いものだ。自分で言うのもなんだけど。

しかし、ユキか。これまでの奴らに比べて大人しそうな感じはする。


ユキ「これ・・・」

白椿か。確かに3つもメガったからな。さぞ嬉しいのだろう。

ユキ「有難うございました」

う、うん・・。まあ、なんというか。礼儀正しくてちょっと調子狂うな。
今までの奴に比べてユキは良い子のようだな。

ユキ「雪は・・・」

ユキ？ああ、雪のことを言っているのか。

ユキ「雪は全ての罪を覆い隠すの・・・」

今、ユキは罪と言ったのかな。はは。厨二病だなぁ。でも、オジさん好きだぞ、そういうの。←危険な人ww


ユキ「コレ・・・」

そう言ってユキは自身の手元を見つめる。

あ！それは・・・。今回の黒ガチャの。しかもその服、もってなかったし・・・まさか・・・！

ユキ「ユキは全ての罪を覆い隠すの・・」

いやいやいや、覆い隠してないし！ばっちり主張してるし！


ユキ「・・・じ～～」

な、なんだよ。こちとら女の子に見つめられるのは慣れてないのだ。
まあいいよ。買ってしまったものはしょうがないし。

ユキ「羊・・・」

羊？

ユキ「羊の被り物・・・もふもふの・・・」

・・・まさか、あれが欲しいのか？でもアレって目玉だしなかなか出ないみたいだし。

ユキ「ユキは全ての買い物を許すの・・・」

いやいやいや。許してたまるかっ！ていうか判断するのは私です！
も～、やっぱりこの子達、基本的には同じなのね・・。


ユキ「そして、白椿もあと一つ必ず・・・」

ちゃっかり要求してくる。もしかしたらユキが一番あざといかもしれない。
それに赤椿もあと一個メガ化しなきゃいけないし。


ここは皆さんのお力をお借りするしかないか。

という事で、お水支援どうぞよろしくお願いしますっ！

 

ユキ「早くしてね・・」

というか、お前も水遣りやるんだよっ！

 

実は雪を待ってずっとこの状態で待機してましたww
でも、残念なことに雪降らず・・・。

そして、どうでもいいけど・・・個人的に橙色の着物は最強だと思いますw