前回のブログで、
私は、道端で、子供を叱る母親を目にした。
その叱り方は、

その几帳面！いったい誰に似たの！

でした。

私、この不思議な会話の真相は、迷宮入りすると確信してたんですが、
なんと、あっさり、解決してしまったのです。
その不思議な会話を展開していた親子を発見したのは、マックの前でした。
で、昨日、そのマックで、買い物して、外へ出ようとしたら、
目の前に小さな男の子が、そのお店の入口の扉の前に立っていました。
なんと、その男の子は、あのとき叱られてたあの男の子では、ありませんか！
そして、その男の子が、次にとった行動が、
丁度その男の子にとって、ベストの高さにある鍵（サムタン）を
カチャッと閉めたのです。
（いたずらされないように、そのカギ位置は、大人には低すぎる高さにある）
そして、その男の子は、満足気に、満面の笑みで、私の方を振り返りました。
私は、思わずそのかわいい男の子の頭をなでて、
「お利口さんだね。戸締りしたんだ。
でも、おじちゃんは、これから出かけないといけないんだ。」
と、云って、そのサムタンを回し、その子に手を振って、その店を後にした。

おそらくこの子は、この仕業の常習犯なんだろう。
あのとき、この子のお母さんは、この子のいたずらを
店の手前、叱りたいけど、戸締りはいけないことではないので、
苦渋の選択で、
その几帳面！いったい誰に似たの！
と、いうほめながらも叱ってるという中途半端な言葉が出たんだと思う。

しかし、この子にとって、それは、几帳面でもなんでもなく、
いつもなら背伸びしないと届かないサムタンが、
まるで自分専用のような高さにあるので、
ただただ、鍵を回したくて仕方ないンだろうなぁ～＾＾

この不思議な会話の真実を知って、
この子の子供らしさを失われることもなく、
母親の苦渋をひしひしとかんじられるユーモラスな言葉の選択も知れて、
私は、微笑まずにはいられませんでした。

ただ、残った問題は、ただ一つ。
この子、この遊びを、とーぶん、止めないってことかなぁ＾＾