腎臓病
- カテゴリ:美容/健康
- 2009/06/05 14:06:53
腎臓病の話
私は慢性腎臓病になり、週3回病院へ行って約4時間の血液透析を行っています。
病院では、普通より少し太い注射針を2本刺し、血液のポンプとダイアライザ(血液の浄化と水分を取ることして)を通し体に戻しています。
老婆心ながら、ニコッとタウンの若い皆さんがこのような病気に罹らないようにちょっとアドバイスをしてみたいと思います。
患者のほとんどは50歳位以降の人が多いですが、いろいろな病院で20歳代と思われる女性も数人見ています。
腎臓病の指標となるのは、血液検査における『クレアチニン』の数値です。健康診断で見ることもあるかもしれないので、項目を注意してください。
あと、おしっこの中に『蛋白』や『血液:潜血』が出ていることで、発見されます。
腎臓の機能は『クレアチニン』の数値の逆数(例えばクレアチニンが3.0ならば逆数は1/3.0=0.333となり)腎臓の機能は普通の人に比べ33.3%しか機能していないと言う事になります。
私の場合、20歳代後半で発見され(クレアチニン=2.0)、これが年と共に上昇し、医師の言うところクレアチニンの値が8.0過ぎたら透析に入りましょう。と言う事で、55歳からしぶしぶ透析に入りました。
透析の方法としては
(1)腹膜透析:お腹に穴を開け透析液をお腹に入れ、
数回/日液を交換する。
(2)血液透析:血液量を確保するため、利き腕でないほうの
手の動脈と静脈をつなぎ、その血管から血液を取り 出し浄化してまた戻す。2~3回/週、3~4時間/回
現在この上の2つの方法かまたは腎臓移植しかないとのことでした。
透析に入る前の症状は、①ちょっと疲れやすい②腰が重い③寝ている時に足のふくらはぎがつる程度のことで、自分ではまだ大丈夫と思っていました。
1回/月のチェックの時に先生の言葉(このままだと中毒症になるよ)に覚悟を決め血液透析を開始することにしました。
簡単に考えていたのですが、上で説明した動脈と静脈の接続手術(シャントの作成)と透析の練習で約3週間入院しました。
腎臓病にならないため注意事項は、
(1)風邪をひいて高熱を出さないように。(濃い血液にならないようにする)
(2)塩分の取りすぎ。(私の場合,独身時代に寮で塩辛で酒を飲んでいたから?)
(3)糖尿病にならないこと(腎臓病になる原因の1/3~1/2が糖尿病から) どろどろ・べとべと血液が細い血管の腎臓に負担かけるため。
今の生活は、透析時間の制約があるのが問題ですが、それ以外は車の運転など普通の人と同じような生活をしています。
長い海外旅行などは考えてしまうが、弾丸トラベルなどを参考に、透析の合間を使って去年は韓国のソウルに行ってきました。
今年もどこかへ行こうと計画中です。
若い頃は多少の無理はききますが、年を取った時のことも考えて普段の生活・食事を考えましょう。 暇が出来た時、健康な体と適切な貯蓄を、、、
from 老人のエリアに片足を入れた者より
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- ディジタル
- 2009/06/08 14:33
- 本当です、第2の人生を良いものにする為、~~過ぎはスピードの出し過ぎを含めて気を付けたほうが良いですよ。
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- もよん
- 2009/06/08 13:51
- ありがとうございます。もよんはお酒、甘いもの、辛いもの、脂っこいもの何でも好きなので、注意したいと日ごろから思ってはおりました。会社の健康診断の数値を、もう少しまじめに見てみます。^^;
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