第856回 車検前にとらぶる。
- カテゴリ：日記
- 2012/02/05 21:12:47
本日、マイカーを車検に出すために、車のドアを開けようとキーレスエントリーのボタンを押すと・・・
「・・・」
無音？
あれ？
まじ？
あり得ないんですけど・・・
で、本キーでとりあえず、ドアを開けて本気で取り扱い説明書を読む。
やっぱり、バッテリーがあやしい。
JAFを呼ぶか、このままディーラーに電話をするか迷っていたところへ、駐車場の向かいに車が入ってきた。
ココは見栄も外聞も関係ない。「す、済みません。実はバッテリーが上がっちゃったみたいなので、（ケーブルで）連結したいんですが・・・」と、初老を迎えているだろう男性がまだ車に乗っている状態＝駐車スペースに収まったか収まらないかの時に声をかけました。
かなりびっくりしている様子。
そりゃそうです。見ず知らずの人に声をかけられて・・・と、恐縮していると実は理由が違っていたようです。
「あぁ、それは大変ですね。えぇっと、狂信者の納車だったんで、バッテリーはっと。。。」とボンネットを開けるレバーを探しながら、つぶやいていました。
「え、今日納車ですか？本当にごめんなさい。」
恐縮しつつ、ケーブルをつないで、何とかエンジンスタートに成功しました。
正直、ホッとしました。これまで、バッテリー上がりを救出したことは沢山ありましたが、助けられる方に回ったのは初めてでした。
新車にもかかわらず助けていただいた向かいのドライバーに何度もお礼をし、そのドライバーさんが立ち去ったあと、目的地へ出立しました。
目的地＝販売店に着いて、子細を説明し「バッテリーは交換して下さい」と申し付けてから本当の車検の手続きに入りました。
バッテリーを交換することになった時点で、当初予定よりも予算オーバーですが、これは”必要経費”と割り切るしかないと判断し、それ以外に故障や弱っていることがないことを祈って、マイカーを送り出しました。
本当に、今日、それが発覚し、また、それが発覚した時に、向かいの駐車場に車が入ってきたこの偶然に感謝したいです。
人生万事塞翁が馬。 かもね。
・・・