妖刀　さゆきさんの日記 | ニコッとタウン

日本が袋小路に入ってました。

カテゴリ：ニュース
2012/02/01 08:19:37

少子化で日本の未来はどうなるとニュースで騒がれておりますが、大学生の就職が年々厳しさを増す昨今、日本人の数が増えれば問題は解決するのでしょうか。
経団連の米倉会長は消費税を増税して大量に移民を受け入れれば、日本は豊かになると常日頃、訴えております。
移民が増えることにより就職先は益々減り、仕事にあぶれた移民が窃盗団になって日本の治安が悪くなろうと、安い労働力さえ手に入ればいいという経団連の考えは経済の袋小路で立ち往生するでしょう。
安い労働力を求めて中国、韓国へ進出した工場は隣に同様の技術を持つ商売敵を量産し、技術流出もなんのそので国際競争力をつけると豪語しております。
ついには中小企業まで海外に工場を作っておりまして、当然そこでも従業員が退職して隣に同じような工場を作って商売敵がｳｼﾞｬｳｼﾞｬ発生するわけです。
なお中国政府は工場にある工作機械の海外持ち出しは認めておりません。
もし中国に建設した工場を閉鎖するなら、そこの機械を破壊しない限り、また新たな同業者が増えることでしょう。
日本銀行にせよ公務員にせよ既得権益を守ることは最優先でして、円高と公務員給与が是正されることはないのです。
こうして円高と消費税率はさらに上昇して日本の経済を逼迫させ、そのあおりで税収が減るというなら、さらに消費税率を上げることでしょう。
自民党時代の税制調査会（暗号名ｼｰﾗｶﾝｽ)は消費税率３５％を目標にしておりましたので、そこまではエスカレーターの様に上がるのではと推測されるわけですが、まさに日本全体が袋小路に入っている状況です。
これを打破するには円高と公務員給与を是正する以外ないでしょう。
ついでに国会議員の数も削減、天下りも禁止するべきです。
円高は量的緩和でいとも簡単に解決します。
日本銀行がそれをやらないのはアメリカの圧力かも知れませんし既得権益の確保を優先する日銀総裁一味の都合です。
公務員給与削減ができないのは、まさに官僚自身が自分の生活を守るためでして、これは一度日本でクーデターでも起こして軍事政権か共産革命政権が大規模な粛清を行わない限り、永遠に変わらないでしょう。
つまり日本の枠組みすべてを破壊しなければ袋小路からの脱出方法はなく、日本経済は緩やかに衰退し滅亡するしかないわけです。