Nicotto Town



フレンズ- もののけ島のナキ3D

映画館へ入ったけれど途中で退場した映画。

浜田廣介の傑作童話「泣いた赤おに」をベースにした3DSGアニメーション映画。

87分の映画の50分くらいまでのところまで見ましたが、私には面白くありませんでした。
子供向けのファミリー映画なのに、大人に媚びた感じが強くて、ちょっと不愉快でした。
笑わそうとしていますが、私にはつまらなかったです。

私が見た前半部分は、「泣いた赤おに」からは、大きくアレンジされたストーリーで、
”鬼”も、「泣いた赤おに」には登場しない”もののけ”たちも、今時なモンスターです。
おそらく、後半はいくらか原作よりのストーリーになっていって、落とし所として、
赤おにが泣くラストが、同じになるのだろうと思います。

童話の「泣いた赤おに」と違っていても、別にかまわないのですが、
このあと、いわゆる「泣かせる」わざとらしい展開に入るのだろうと思うとぞっとして、
退屈しきってもいたしで、がまんできずに途中で出てきてしまいました。

フルCGでななく、建物等のミニチュア模型とCGを合成したという3D映像は、
”模型”ではなくてフルCGでもよかったし、2Dでもかまわなかったように感じましたが、
洋画のデキの悪い変換3D映画よりは、ずっと素晴らしいだろうと思います。

映画のタイトルからして、私にはハズレの映画の臭いがプンプンしていて、
本来ならぜったいに観ない映画なのですが、1ヶ月間フリーパスポート中だったので、
大好きなお話がベースになっているのと、日本の3DCGにも少し興味があったこともあり、
3D鑑賞の追加料金300円を払って入ってしまいました。
買物をして別の映画を観る予定が少し時間が開いてしまって、ちょうどよかったし・・・。

ということで、自分が向いていない映画を観た私の間違いでした。
どこかで、”日本では鑑賞満足度が98%”と見かけて、
2%のマイノリティの優越感と疎外感にフクザツな気分です。

他の観客のいない、ひとり映画館だったので、気兼ねなく途中退場できました。

【friends -フレンズ- もののけ島のナキ】2011日本


映画の前に、「長ぐつをはいたネコ」の3D予告が入ったのが、とてもうれしかったです。
地元では字幕上映がない可能性が高いので、ひょっとしたら、
私が映画館でPussに会える貴重な機会だったかもしれないです。

アバター
2012/01/26 22:25
>カトリーヌさま お隣の国でも大ヒットだそうです。
映画レビューも、かわいくて笑えて泣けるおもしろい映画ということで、好評価でした。

>corraさま あ、そうですね。ちゃんと鑑賞した人のうちですねー。
けっこう興行成績もよいようです。検索しても、否定的なレビューを見つけられません~。
アバター
2012/01/26 05:01
あらら~^^; 
鑑賞満足度、って、どう算出してるんでしょうねー。。
最後まで見ていない人はカウントされないのかも?
アバター
2012/01/26 00:53
むむむ、盛んにこの映画のCMを、テレビで流しているけど、
そんな出来栄えだったとは・・(汗)。





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