思いや考えは物質化する
- カテゴリ:小説/詩
- 2009/06/02 23:18:46
サブタトルに釣られて読んだ本。
「大きく考えるための小さな本」フレッド・アラン・ウルフ/竹内薫訳
アメリカの著名な理論物理学者が書いた哲学的人生論。
というと堅苦しそうですが、大きな活字のページ数の少ない本です。
フレンドリーな翻訳は読み辛くて、なんだかちょっと嫌な感じです。
読みやすさと親しみやすさを狙っていのるのだと思うけど、私にとっては、逆効果でした。
著者紹介も、とても怪しいです。怪しい本ではないのに、なんだか誤解されそうです。
こういう本ではなくて、違う文体で科学雑誌等のエッセイコーナーに載っている方が似合う気がします。
簡単な文で書かれているし、物理学の知識は必要ありませんが、SF好きとそうでない人とでは、
たとえば、”シュレーディンガーの猫”を知っている人(理解できなくても)と知らない人では、
この本の受け取り方は違ってくるような気がします。
すべては可能性として”ここ”にあり、観測者の意思のありようによって、過去も未来も変化します。
そういえば、ダン・ブラウンの「天使と悪魔」には「神学的物理学」という謎の言葉(笑)が出てきていました。
科学と精神性の係わりは個人の信念に属する問題だと思っています。
自然科学を研究すれば、必然的に無神論的になるものだと考える人たちもいます。
私は、量子物理学は精神性に深く関わっていると考える方が好きです。
その方が面白いし、何よりロマンがあるから。
もちろん、私は物理学なんてチンプンカンプンです。
量子物理学にはいろんな意味で期待しています♪
そういえば、きせかえアイテムにおにぎりとかおだんごが
出たらいいなと思っていたら、4月に限定アイテムで出たので、これは
思いが物質化したと考えていいでしょうか。すみません、くだらなくて(汗)
>伊勢うどんサマ 30分立ち読みできれば、全部読んでしまえます~。
人生論なのでなんでもありだし
本屋で立ち読みしてみます。ありがとう