米・コダック社が連邦破産法申請…
- カテゴリ:ニュース
- 2012/01/20 16:23:49
世界的にも有名だった、アメリカのコダック社が1月19日連邦破産法11条(日本で言うところの「会社更生法」又は「民事再生法」に相当)の適用をニューヨークの裁判所に申請したと発表を行いました。ニュースによると昨年9月末時点で負債総額は67億5000万ドル(約5200億円)。
130年以上の歴史を持つコダック社は、写真フィルムの製造販売で圧倒的なシェアを持っていました。しかし、デジタルカメラが急速に普及する中で、フィルムにこだわった経営で、危機に陥っていたようです。
うーん。
MINOLTAのカメラ撤退の時もミノルタユーザーとして衝撃でしたが、このニュースもある意味衝撃を受けました。
どちらの企業もフィルムへのこだわり、デジタルへの参入が遅れたのが主な原因。
気持ちはわかるのですが、はやり経営としては流れを敏感に察知する必要があったのではと感じます。
日本ではKodakよりも富士フイルムのシェアの方が高かったので、Kodakのフィルムにはあまりピンと来ない方も多いかと思います。
私もKodakのフィルムはたまに(ISO50とか、ISO25とか…)しか使用しませんでした。
サクラもコニカになって、今ではコニカミノルタになり写真関連からは撤退してしまいました。
まだまだフィルムの愛用している私にとって、富士が最後の砦になってしまいました…。
富士フイルムは早くから化粧品や健康食品など他業種にも展開したり、液晶用の特殊フィルムなどの世界シェアも高いことより大丈夫とは思いますが、カメラ屋のフィルム売り場が段々縮小されていくのを見ていると、今回のニュースも一つの時代の流れかなと感じてしまいます。
そう言えばネガフィルムってあまり見なくなりましたね…。
そして、相変わらずリバーサルフィルムは根強い人気があり、最近ではネガフィルムよりリバーサルフィルムの方が売り場を占めています。
ちなみに現在私が使用しているフィルムは…。
★FUJICHROM PROVIA100F (カラーリバーサルフィルム) ISO100
★FUJICHROM PROVIA400X (カラーリバーサルフィルム) ISO400
★NEOPAN 100 ACROS (白黒ネガフィルム) ISO100
ぐらいでしょうか。
でも、フィルムの種類も徐々に減ってきていますね。(p_-)
デジカメ開発はコダックが最初のようですね。
一応販売はされたようですが、値段が高かったのと画質も良くなかったので、売れ行きも悪くあきらめたようです。
でも、日本の企業は努力に努力を重ね、低価格で高品質のものを次々作り出して行きました。
まさか、フィルムの取って代わられるとは思っても見なかったのですね。
私も今ではデジタルカメラの使用率のほうが多くなっています。
フィルム切れの心配とその場で確認できるのが大きなメリットかな?
(フィルムは1発勝負で、且つ補正などが出来ないので自分の腕がモロ出ますので、これはこれで良かった)
昔は1回の旅行で36枚撮りフィルムを10~20本用意して行っていたのも懐かしいです。
デジカメが出てからカメラを始めたかは多いようです。
特に近年になってから急増しているようですね。
手軽になったのと、撮ったその場で見れる。
さらに、フィルムの装填などめんどくさい作業もないことから受けているようです。
特に女性の方で一眼レフカメラを始められる方が増えているようです。(^^)
コダック派だったのですか。
私はたまにしか使用しませんでした。
生産は続けていくみたいですが、縮小はやむなしでしょうね。
フィルム、だんだん販売しているところも減ってきていますね。(-_-;)
そうですね。
私が子供の頃はまだ8ミリと言えばフィルム。
でも、映写機は家にありましたが実際に撮影はしたことないです。
そのうち、8ミリと言えばビデオカメラになりましたが、テープも今ではハードディスクやカードになってしまいました。
どこまで進化し続けるのでしょうかね。(^^)
コメントありがとうございます。
デジタルカメラがココまで精密になるとは思っても見なかったのでしょうね。
デジカメの初期は二の足を踏んでいましたが、今ではフィルムとも遜色のない状況に。
プロの方も多くがデジタルに移行しています。
時代の流れなのでしょうかね・・・
今朝のTVで知ったのですが デジタルカメラを初めて作ったのは コダックだとか。
でも フィルムのコダックとしては危ない商品になるので 発売はしなかったとか・・・・
私は、フィルムは7年ぐらい使っていました。半々が1年ぐらい。
でも、コダックのフィルムは時々使っていた程度です。
今は99%デジカメになってしまいました。フィルムも期限切れでドライボックスの片隅に・・・。
そんな状態の私でさえ一抹の淋しさを覚えます。
昔から写真をやってこられた人は、特にそう思っていると思います。
フィルムの根強い愛好者もいますので、何とか続けてほしいものですね。
やはりデジカメのインパクトは大きかったですね。
デジカメで私も滅多に撮らなかった写真を撮るようになりました。
富士フィルムとコダックの差が記事になっていましたが、
富士フィルムはかなり前からデジタルへの移行を予測していたみたいですね
もう、しばらく前から、東南アジアで生産されたものしか見かけなかったので、まさかこんなことになるとは。。。
そういえば皮肉なことに、僕が一番最初に購入して使ったデジカメは・・・DC40=コダック製でした。
8mmフィルムもなくなりましたね・・・
高校生の頃、自作アニメを作るのに
結構使いましたが、今ではビデオカメラ・・・
そのビデオカメラも今やテープからメモリーカードに・・・
時代の流れ・・・ですね^^;
個人的には富士フィルムが社名にフィルムを残しているのに化粧品とかに手を出したのにはびっくりしましたが。
重なっているが代替にならないところにいる人が割を食ってしまうのですよね。
フィルムじゃなくても、データ量の増加、高精細化によって、「デジカメでもいいや」という領域は広くなっていき、移行できる人も増えてしまうので、どうしてもニッチな市場にはなってしまいます。
こんなのを見ているとやっぱり永遠なんてものは無いんだなぁなんて思ったり思わなかったり。
だから、同じ場所で足踏みを続けるのではなく、歩きながらその出来ること得意なことを転用、進化させ、価値創造を続けられない企業は、早かれ遅かれお星様になってしまうのだなぁと。