Nicotto Town



誰にでも起こる事。

化粧品石鹸で小麦粉アレルギーで大変な事になって居る。

誰にでも起きる事で、其の本人が悪いわけでない。

私が漆にかぶれた時の事を「いじめ」に苦しんでいる人が居たら
参考になるかも知れないので書いて置こう。

祖母の知人が「お花の先生」をしていた母のお教室で使って欲しいと
沢山の木の小枝を束にして持ってきた。

新聞紙に包まれていたが、祖母が其れをすぐ漆と解って庭に捨てた。
乱暴に捨てたので新聞紙がはがれて其の枝の束が表に出た。

持って来た人は別の名前を言っていたが、祖母は山で畑仕事をしていた
経験から、漆の一種である事を知って居た。

庭で妹と遊んでいた私は其れを踏みつけて別の場所に移動したが、
横を歩いていた妹は枝の先の方なので簡単にまたいだ。

やがてそれが邪魔だと言う事になり、二人で其れを隅の方にどかした。

そんな事が在ったなど、祖母も私達もお互いに知らなかった。
其の夜から猛烈なかゆさに悩まされた。

次の日は休みでそれでも気にしないで過ごしていたが、
蚤か、何か庭で毒虫に触ったか、毛虫が木に居たのか
その程度に考えて居た。

次の日の夕方には赤くはれ上がって水ぶくれがたくさんできていた。
其の晩に熱が出て、足の裏も水泡が出来ていたし、
ふくらはぎも水泡が掻いて破けて血だらけになって居た。
勿論手もである。

妹は両手の平だけだったが、2倍位にはれ上がっていた。
水泡は出来て無かった。

詰り不思議な事に二人の症状が違ったのである。
私は何か毛虫か何かに挿されたのだろうと言う事と、
妹は劇薬に手をついたのだろうと言う事になった。

水で洗ったが取れない。

その内に腫れも引くだろうと言う事で
月曜日の朝になって、妹の手は赤くパンパンになって、
何と皮がぼろぼろとめくれて来た。
ぼろぼろとはがれ、パン粉の様に皮が落ちるのである。
ブツブツの汁が沁みた生のたらこの様な肉が出て血が滲み出ている。

私は、足の首から横の表面が水泡が出来ていたのが
掻いた為に足の裏までひろがり、足の表面からすでに
足首の上まで水泡が広がり足が倍の様になっている。

手も手のひらから腕に広がっている。
そこで初めて家族が私達が漆に触ったと言う事が
聞かれて、判明した。

3日目になってからである。

皮膚科に行ったが、当時は塗り薬をつけて包帯を巻いてであるが、
熱も出ていた。

どの位学校を休んだのかは今は思い出せなかったが、
中間試験が在るので、病院の許可を得て、靴は包帯を巻いているので
履けなかったので、自分の足より大きめのサンダルを近所で
買って貰って病院の診断書を持って学校に行った。

漆にかぶれてと言う事で説明をしたが、
学校に着くころには、撒いた包帯にすでに掻いた為に水泡を破いて傷に
した為に出る体液の汁が滲み出ていた。

両手、両足が其の状態で午前中学校に行って、
お昼を食べないで早退して病院に行って、

2時頃に病院の庭でお弁当を食べて、それから家に帰って来た。

午後の授業のノートを貸して欲しかったが、誰も貸してくれなかった。
勿論休んでいた時の分もである。

更に机は離されたが、どの教師も其れを注意をしない。

明らかに掃除当番は机を拭いてはくれてない。

試験期間で無ければ、学校はもう少し良くなるまで休んで良いと言う。
詰り、其処までして来なくてもと言う言葉を口にした。

「頑張りすぎるのも、程々にしても良んだぞ」と言う言葉を行った。

想像して欲しい。
両手両足を包帯に巻いていて、それに体液がにじみ出て来ないのなら、
気持ちは悪くないだろう。
数か所に体液がにじみ出ていて、それがじわじわと時間とともに広がるのである。

切り傷で、原因が刃物と言うので血がにじみ出ても、
こんな扱いは受けなかっただろう。

漆にかぶれたのであって、体液に触れると移ると思われた。
水泡をひっかいて出てきた体液で広がったのである。

誰もが移ると推測して恐怖の存在になった。

敏感な人は漆の木の傍を通っただけでかぶれると
家の人から聞いたりして、傍によると移ると言うのが広がった。

誰も何も言わない。何気に明らかに接触を避ける為に
顔をそらして遠巻きにしている。

どうにも誰にもできないが私には理解できた。

妹の手は薬を塗る事も出来ない状態だった。
手が其の状態なので指が曲がらず掻く事も出来ない。
降れた所が焼けただれた様だった。

医者のアドバイズで体温と同じ暖かさのお湯で
最初は日に何度も体液を流して、包帯を取り替えた。

哺乳瓶に沸騰したお湯を入れて、其れを覚まして
体温と同じ位になると包帯を取って傷口を流し洗いをして
包帯を巻く。

其の包帯は2度と洗って使えない程、体液と血が沁みている。
其の傷口を見ると、ぞくぞくっとして後づさりをする感覚になる。

妹は両手の平に其のかぶれの要素が広がり指も腫れて曲がらず
中にどんどん侵食して行っていたのだ。

母も祖母も泣いていた。祖母が責任を感じて、泣き臥せっていた。
妹は高熱と痛さでぐったりしていた。

家族全員一番辛い時だった。

アバター
2012/01/17 00:53
ロイ様
本当はそれは書かないで置こうと思ったのですが、実は其の要素も暗黙に在ったのかも知れません。

と、言うのも、続きで書いたのですが、お花の教室の生徒の中に其の漆を持って来た人祖母の知人の娘さんが居ました。

生徒同士の中で何かあったのかはわかりません。
例えばお教室の生徒、全員に其れを一本ずつ触ります。
その中に敏感な人が酷くなる程度の漆なら
アレルギーがあると解っている生徒の誰かを狙ったのかも知れません。

「つた漆」は、有名でかぶれる事も知ってます。
多くの人はそれが漆だと思っています。

私もアレルギー体質。妹も母も酷い蕁麻疹に何年も悩まされた経験があります。

また、庭のある人が自宅の庭の花を一人一本ずつ行きわたる数を持ってきて
母が其の生徒さんをほめたたえました。

高価で授業料以外に実費で生徒さんそれぞれが負担します。

裕福なご家庭の御嬢さんが多く習いに来てましたが、
それでも負担を少なくする為に少ない数のお花を注文してました。

ですから、華やかな作品は作れません。
一本でも多く花が在ると他の生徒さんも喜びます。

詫びに来た時にそれが漆の種類とは知らなかったと言ってましたが、
其れを信じるより無かったと思います。
アバター
2012/01/16 15:22
漆の木は、アメリカでは「Poison oak」と言われ、かぶれの原因として「Poison ivy」(ツタウルシ)に次いで知られてます。 うちの辺りには多く生殖しており、昔裏庭の除草していた時、Poison ivyにうっかり触り、かぶれになりました。 

私は生まれながらのアトピー性のアレルギーで、生まれた時にすでにかぶれが全身に広がり、ミイラのように体中包帯で巻かれたことがあります。 息子も赤ん坊の頃、アレルギーでかぶれを起こしたので、家内が小さな手袋を作り、息子の手につけて、掻かないようにさせました。

ところで、知人のお花の先生、わざと漆の木をお鼻の先生をしていたのともたさんのお母さんに届けたのですか? のたもたさんのお母さんの活花教室の営業妨害を試みた、卑劣な行いですね。



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