Nicotto Town


シン・ドラマ汁


ドラマ【デカ黒川鈴木】

デカ黒川鈴木
日テレ 木曜夜11時58分
【あらすじ】山林で発砲事件が発生。かなりの至近距離から木に向かって発射されていたにも関わらず、2発は同じ場所、もう1発ずつそのかなり上と下に銃弾がめり込んでいたため、捜査に駆けつけた黒川たちは犯人の銃の腕に疑問を持つ。黒川たちは山林の近くの湖畔にあるレストランで事情を聴取。ウェイトレスの智子によると、店で開催しているバス釣りのコンテストに、暴力団の組長らしき男が常連として参加するようになってからというもの、オーナーの石崎は店を自分とボート小屋担当の正木に任せっぱなしで、ほとんど店に顔を出さなくなったと言う。

【感想】今回は2、3回笑えました。少しずつ面白くなってるぞ! なんとゆーかですねぇ、このドラマ、間が悪いんですよね。間が悪い上に、説明がくどいんですよね。いや、事件の説明ではなく、笑うポイントの説明ですね。例えば今回。私が笑ったのは冒頭の「あいつは仲間なんかじゃない」というところでした。ここはいいです。面白かったです。くどいな、と思ったのは、池に放置されたバスをもらいにくる学生や主婦がいると正木が言ったところで、視聴者はもう黒川の妻がきてるんだろうな、とピンときてるわけです。それなのに、その後黒川にしきりにバスを食べさせられている夫がかわいそうなどとさんざん発言させた挙句、やっと奥さん登場。遅いよ! タイミングが遅すぎる。なんなんだろうこの間延びの原因は。脚本なのか、演出なのか。ちなみに脚本は、私がよく見ているNHKのフォト575にたまに出てくる大宮エリーですね。あの人こんな本書くんだ…とちょっと残念に思いました。まぁ今回は前回ほどトリックがバレバレでなく、XLが40だなんていうことはまったくわかりませんでしたが、あんなところでローマ数字を使う人なんていねーよ! それに過去の事件が出てきた時点で、一家心中した家族の関係者が犯人だなということはすぐにわかりましたしねぇ。なんかもーちょっと田舎のほのぼのとした事件を扱うドラマかと思いましたが、事件自体はフツーですね。あと、田辺が完全に棒演技なのも気になりました。彼は硬軟こなすいい役者さんなのに。11人いる!でもこんな感じでしたが、もっと面白かったよなぁ。田辺も最近はこういう軽妙な役をやることが増えたので、逆にすごい悪人とか重い役を見てみたくなりましたよ。黒川の妻はムカつきますが、ムカつくってことは、鶴田が役に入りきってるってことですよね。もっと落ちぶれたお嬢様役を演じきってくれれば、ドラマのいいアクセントになりそうです。今は他のグダグダに巻き込まれてあまり引き立ってない感じ。そう、まさにグダグダというのがぴったりなドラマですね。そのうちこれがクセになったりするんだろうか…。




月別アーカイブ

2024

2023

2022

2021

2020

2019

2018

2017

2016

2015

2014

2013

2012

2011

2010

2009


Copyright © 2024 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.