Nicotto Town


日々reco新聞


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今日のテーマは解りにくいものの大切さ、です。

大衆化、というテーマがあったか、否かそのへんはわからないのですが、
無意識的、意識的両面があったと思います。
簡単なこと、わかりやすいこと、暗さを避け明るさを求めること、
そういう事が進められてきたように思います。

わかりやすさ、が大切と思わなくても、わかりやすくすることが
無難とする風潮が多いのでしょうか。
無難というのは敵が居なくて良さそうです。
選択をする方は何も意識しなくていいです。

わかりやすい笑い、
夜でも明るい道路、
簡単に読める小説

みんなが笑える方が視聴率が良くなるんでしょうね。
明るければ犯罪が減るんでしょうね。
簡単に読めれば、本が売れるのでしょうね。

でも、夜は暗いものじゃないですか?
暗くなってお店を開けている方が変じゃないですか?

皆が笑える笑いは内輪ネタよりも面白そうですけど、
それって子供でも笑えるということですよね?
大笑いの笑いと、くすって笑う笑いと
こういうのって分けられないでしょうか。
自分は、オチという部分が、少しわからないくらいが
謎解きみたいで面白いのですけれど、瞬発的に
ガハガハ笑いは後味が悪い感じがしますけど、
自分だけでしょうか?

簡単に読める小説は時間がかからなくて良いかもしれませんが
なにか印象に残るのでしょうか。
画集をみれば、絵を見た気分になるかもしれませんが、
本物を美術館に見に行く体験が良いのではないでしょうか。

京都駅の様に、夜は暗いですよ、という建物が自分にとっては
馴染みやすいです。

江戸小咄のように、ハッっと思う笑いが好きです。

失われた時を求めてのように、降り積もる記憶が難読の
描写をする著者と同じ経験をさせる小説が本物と思います。

大人と子供、明るさと暗さ、そういうものを混濁した社会が
良い社会と思いますが、いかがでしょうか?
差別ではなく、区別といえば伝わるでしょうか。















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