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- カテゴリ:日記
- 2012/01/10 12:51:09
最近、ふとテレビを見て驚いたことがあります。
国営放送NHKで、朝の連続テレビ小説というのを8時頃から
放映しているのですが、この番組で、出演者の声が大きくなりました。
いつと比較して?ですが、少なくともテレビを習慣的に見ていた
20年以上前と比較して、です。
声が大きいなら、音声を小さくすればよいではないかと思いますが
大きいというのは、罵り声や喧嘩、叫び声を使用するシーンが増えた
という意味合いです。
原因は、というとドラマ作成者つまり、出演者、演出者、監督、
脚本の質の低下が主要であると思います。
一方、視聴者が人間関係や人の心を解釈する能力が低下している
事も原因と思われます。
ドラマは世相を写す鏡としたら、我々は知らず知らずのうちに、
過剰な表現を好み、心の機微を見る力を失っていると思います。
それは料理に喩えるならば、出汁から取った料理と調味料漬けの
ファストフードとの比較が妥当です。
濃い味に慣れるなら、出汁の味がわからなくなる。
勿論、ファストフードを悪く言うつもりはありません。
それをそれと知って、食べることに料理として甲乙をつけるつもりは
ありません。
ただ出汁の味を知らない、或いは忘れてしまう人が多い事は
憂慮すべき事象です。
人間のふとした瞬間、その視線、口元から言わずに閉じられるその言葉、
目に見えない物は意味がないのではなく、目に見えないものこそ重要な
表現であったりします。
時間が来たので、今日はこれまで。
とかくほかの国のことを悪く言うつもりはないですが、
同じNHK、同じ海外ドラマでも、
昔はシャーロック・ホームズシリーズ、
名探偵ポワロシリーズなど放映しておりましたが、
今は韓国ドラマです。
シャーロック・ホームズシリーズはグラナダテレビが作成しており
露木茂さんが日本語をあてておられた、ホームズと、
小説の描写によくぞここまでの人物を見つけてきたと、感動した
デビットスーシェ演ずるポワロの役が、
懐かし恋愛物の韓国ドラマに置き換わり、その落差に愕然です。
民放でも昔は、自分を笑いにとり、相手を和ませる感じの笑いが
多かったと思いますが、今では弱いもの、立場の弱いものを
いじめて?笑いを取るという、人間として劣等な笑いになっている
印象があります。
関西のお笑いは上方などといって、よく練りこまれたネタが多かったと
思いますが、そのような伝統もいまや無いのでしょうか。
コメントありがとうございます。
関西は出汁の文化ですね。
口の中でしっとりと滲み出る味わい、
料理の世界は本当に奥が深いです。
奥深さを継承していくことが次代の資産に
なると思います。
基本の大切さは痛感いたします。
私は、**年ぶりに日本のTVを見てあまりの変化にビックリしました。
私はもともとTVはみないのですが、時々子供のころ見てたので。
こう言ってはなんですが、くだらない番組(特にお笑い系の)が多すぎるような気がします。
芸のない名前だけの芸人が、関西弁でぎゃあぎゃあウルサイだけって印象なんですけど、どうなんでしょう。
あとTVに出てる女性も、綺麗な女性は殆ど見かけなくなりましたね。どちらかというと、西洋人の格好の真似をした国籍不明人ばっかりのようです。しかも幼稚な印象を与えてる。
これはヒジョウに残念ですね。
あと、NHKって私が子供のころ、興味深いドキュメンタリーなど、もっといい番組あったと思うのですが、いい番組かなり減りましたね、NHKの教養番組けっこう好きだったんですけど・・・・残念!
と、もう二桁ぶりに日本のTVを見た者の愚痴ですみません(汗)。
そうかもね
私は。頭良くないから 解釈が違うかもですが・・・
目に見えないものが重要。と最後に書いてあった
うんうん
そう思います
その目に見えないものがあるからこそ いいものができるんだと思います。
それがないと その味にはならない。
わたしも 料理します。 一応 主婦ですのでアセアセ...A=´、`=)ゞ
みそ汁を作ってて なんか 違うって思った時
だしがはいってなかった
基本が なかったら 崩れてくって感じですね。
意味合いは ま・・・良しとしてちょうだい