いなだのお料理 などなど
- カテゴリ:レシピ
- 2012/01/10 00:31:26
その出会いは突然だった。
私が鮮魚コーナーで明太子と値札を見比べて、ため息をつき、
ふと 隣を見た時、彼女は私を見つめていた。
その瞳には、何かを訴えるものがあった。
私は思わず近づき、初めて会った彼女をじっと見つめて、叫んだ。
「この いなだ、頭としっぽ落として、お腹出して下さい」
「はい。400円になります」
補足) いなだのメス・オスは、判っていません。
ブログの書き出しの都合でメスにさせて頂きました。
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いなだは出世魚で、私の地域では、わらさ、いなだ、はまち、ぶり と出世します。
我が家ではこの出世魚を切り身で買う場合もあるが、たくさん食べるところがあるので1尾買って調理する場合が多々あります。
しかし、はまち以上を買うと家族全員でも食べきれないので、最近はいなだを買っています。
1.いなだの刺身、すきみ、いなだ汁
お頭付きの魚を買った時は出刃包丁を使うが、今回のように頭も尻尾も無い場合、私は刺身包丁だけを使います。
【材料】
いなだ 1尾
ちんげんさい 1把
豆腐 1丁
味噌 大さじ2杯
乾燥わかめ 適量
【作り方】
まず、3枚におろして刺身にし、中骨・アラから中落ち・いなだ汁を作ります。
① 包丁を研ぐ・・・説明は省略
② 水洗いして血を洗い流し、ペーパータオルで水分を取る。
③ 腹から尾びれまでまっすぐに切る
④ 背中を頭の方から尾びれまでまっすぐに切る。これで半身がおろせた。
⑤ 反対側も、③④同様で半身を切り取る。
◇三枚おろしのできあがり
⑥ 血合いを避けて半分に切り、腹の骨側を切り取り、皮を切り落とす。
⑦ ⑥を切り分け刺身として皿に盛り付ける。
◆刺身のできあがり
⑧ スプーンを使い、中骨・腹の骨側から 中落ち(すきみ)をそぎ落とし、皿に盛り付ける。
◆中落ちのできあがり
⑨ 中骨を手でぱきぱき折り、他のアラと共に沸騰した湯に入れる
⑩ 茹ってアクがでてきたら、アクをすくい取り、火を止める。
⑪ 煮汁を別鍋に移し、中骨を取り出し、中骨から肉を落とす。
⑫ ちんげんさいの茎を煮汁に入れ柔らかくなったら、葉を入れる。
煮えたところで ⑪の中骨肉を入れる。
⑬ 火を止め味噌を入れ溶かす。再度中火で、8mm角の豆腐と、乾燥わかめを入れる。
◆いなだ汁のできあがり。
ヽ (´ー`)┌ フフフ ①から⑧は、レシピと言うより、包丁さばき ですね。
2.副菜(塩もやし、エリンギ胡椒焼き)
【材料】
もやし 1袋
エリンギ 小30個
塩 適量
胡椒 適量
万能塩たれ * 塩・ごま油・だし・黒胡椒・白ねから作る。
吉野さんの1/8ブログよりレシピ拝借(吉野さんありがとう)
【作り方】
① もやしを塩茹して水を切る
② エリンギ(小)を縦半分に切り、テフロン鍋で両面焼き、塩コショウで味付け
③ ①②を盛り付ける。
そのまま食べてもよい。
別に添えた万能塩たれをかけても楽しめる。
一尾のいなだから、たくさんの刺身、中落ちといなだ汁ができて、大満足。
所要時間は、1時間30分。
私の料理としては比較的短時間。(いつも迷いながら作るので、遅いんです)
今年も大人になり損ねたよ~ (。>_<。) えーん
↓ 大人?って…いつなるのかなぁ~^^
ふふ
いや・・・・料理は、冷蔵庫の残り物と、買い物先のお買い得品が決めてくれるのです。
コストお安くしないと生活できないので・・・
レシピ少ないので、かなりワンパターン・・・・
ここでいろいろ教えて頂いているので、
大人になったら立派なシェフになります。( ̄^ ̄)えっへん
なんとなくそうぞうがつくのですが・・・・・ なんかお出汁がいっぱい出そうで
ヨダレガ出ちゃいます ジュルジュル (ノ≧∇≦)ノ
だけどお刺身まで出来て 一挙両得ですね^^ いつもご自分で考えられるんですね@@
やっぱりおいしそうです。(*^_^*)
塩ダレ使わせていただきました。
ありがとうございます。
①~⑧があるので、中落ち、いなだ汁をまとめて作れました。
是非、刺身包丁で、チャレンジしてくださいね。
今度は、いなだのカルパッチョもいいな~と思ってます。
食べるのはもちろんですが 特に①~⑧が!なぜって?
お分かりですね この間書いた通りさばくのがちょっと無理なので~この部分はやってもらってます
慣れた方がいいかなぁ
はあぁ