Nicotto Town


シン・ドラマ汁


ドラマ【もう誘拐なんてしない】

もう誘拐なんてしない
フジテレビ 1/3火曜夜9時
【あらすじ】子供の頃からヒーローに憧れてきた翔太郎は、30を目の前にいまだフリーターで、ヒーローショーの戦闘員役をクビになったり、アパートを追い出されたりしていた。同郷の先輩・甲本に焼きいも屋の仕事を世話してもらった翔太郎は、ある日絵里香という女子大生が、強面の男たちに追われているところを助ける。聞けば絵里香はテキ屋の元締・花園一家の令嬢で、追いかけてきたのは彼女のお守役の子分らしい。絵里香は難病を患う異父妹を見舞うため、病院に行きたがっていた。

【感想】やはり原作者が同じだけあって、ノリとしては謎ディとまったく同じ、ライトなミステリーコメディとでも言うのでしょうか。途中までは普通の狂言誘拐で、ガッキーの棒っぷりもありまったく面白くなかったです。ちなみにガッキーがやってた役のような女って私大っ嫌いで、あれって結局、可愛いから今まで自分の言うことをきいてくれなかった男なんかいなかったから、天然なのかわざとなのかは知りませんけど、ああいう男をこき使うような態度に出れるんだよねぇ。しかも態度でかいし。ああいうタイプが好きな男性っているんだろうか。少なくとも原作者は好きなんだろうなw 私はダメ。だから余計前半面白くなかった。金を持ち逃げされてからの展開はちょっと面白かったですね。でも身代金受け渡しの時間差トリックがものすごい単純で、ちょっとがっかり。あんだけ煽っておきながら、時計をずらしただけって…。今時どこにでも時計はあるんだから、東京タワーの消灯を見なくても、時間くらいならわかりそうなもんなんですが。まぁもうそのへんはいいや。それよりもやはり目についたのは、新春ドラマらしい豪華なキャスティング。普通なら名前知らないような俳優さんがやるようなチョイ役まで、ピンでゲストやったり主役すら張れそうな俳優さんたちが目白押しでしたね。これはミステリーにはいいと思うんですよね。だって、あまり有名な人が出ないドラマだと、有名な俳優さんがやってるだけで、あ、こいつ犯人ってわかっちゃうじゃないですか。でもチョイ役まで手を抜いてないキャスティングだと、犯人がわかりづらいというメリットがありますよねー。でもわかっちゃいましたけどねw だめだよ犯人成宮にしちゃw せっかくのメリット台無しー(;´Д`) それと、ガッキーが棒な分、お姉さん役の貫地谷の演技力が引き立っちゃって、しかもガッキーて背は高いしどちらかというと老け顔なので、童顔の貫地谷の方が妹に見えちゃったり…。いくらなんでも貫地谷と山口紗弥加が同い年ってのは無理がありすぎ。しかしあの刑事さん、もっと活躍するかと思いきや、単なるお邪魔虫でしたね。謎ディの影山が占い師に扮してたのはちょっと笑えました。こんな感じで麗子を追っかけてるんだろうなってw ラッキーセブンにつなげるため、松本も出てましたが、こちらは原作とかないんで完全に番宣だよな。ま、よくも悪くもフジのお祭ドラマだなって感じでしたね~。




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