Nicotto Town



最後だから

2011年12月31も日が暮れた。
日本の歴史と記憶に間違いなく残るこの年も、いよいよ残り数時間である。

ぼくにとっての2011年も、失ったものが多いように思う。
具体的になにが、と問われるとかなりつまらないものが多いけど、時間的、物理的、そして気持ちの上でのゆとりをまったく感じなかった。

もちろん、震災・原発の直接被害に遭われた方々に比べれば、失笑に値するような感覚ではあるけれど、人は、とくに日本人はもともと欲深い性質があって、足ることを足るのができず、ぼくもまた、そのOne of them ということだ。

わかりづらいので敢えて明言すると、ただ生き長らえることに幸いがあるのか疑問に思うのである。

さらに単純にいうと、ぼくは自ら動くことがほとんどなく、なにがしかによって動かされているように思えてならない。

象徴的なのは Peace の話だ。
4月の終わりに、ぼくの手元はもとより市場から Peace が姿を消し、5月の10日からぼくは禁煙生活を始めた。
10月のある日、本社で顔を合わせた部下が、1階のファミリーマートで売っていたので買ってきた、と言ってひと缶をぼくに手渡した。
Peaceを喫んでいないあなたは、あなたではない、そんなようなことも言っていた。
ぼくは内心、ぼくがぼくでなくなったのはすいぶん昔のことだよ、と思っていたが、周囲の人間もこぞって同様のことを言い、ぼくは抵抗できなかった。
それから、Peaceをやめる気持ちがうすらぐ一方、かつてのように休日に時間を作ってまとめ買いにいく習慣は元に戻していない。
そこに、Peaceをやめる意志もなければ、元通りの習慣にする考えもない。

ただただ、惰性で動いている。

今年、日本人は、自らが抗いきれないものが、世の中にはあることを確認した。

ぼくを動かしているものが、抗いきれないものなのかというと、おそらくそうではない。

その方法論を探るのか、あるいは独りで行動してしまうのか、今のところ分らない。

ともあれ、ぼくにはこれが食べたい、というものがない。
けれども、なにかしら食べることはできる。

それを是とするのか、否とするか、来年の課題としてみることにしよう。

いま決めてあることがひとつある。
来年は、割れた腹でハラを割らない。

#日記広場:日記

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2012/01/03 13:42

市井  考えるの好き? 
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2011/12/31 22:32
割れた腹でハラを割らない。
壁を作るということ?もうある壁を更に高くするってことかな?

震災があった後の日本はかなり色んなところで揺れましたネ。
食べ物が当たり前にあることのありがたさ、屋根のあるところで眠れるありがたさ、
空気がおいしいことのありがたさ、などを知ったと同時に、自然の猛威の恐ろしさ、
人間は小さくかよわい生き物であるという現実、などを思い知らされた。

オイラはというと、なぁなぁと生きてます。
自己満足で日々過ごしていて、でもそれで良いとも思ってます。

Peaceが無い市井たん。
それもまた、一興なのではないだろうか。と、そんなに長く付き合ってないオイラが感じたことでした。

良いお年をお迎えくださいまし^^



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