人生とはナンゾヤ?
- カテゴリ:人生
- 2011/12/29 11:50:04
【奥の細道・原文】 月日は百代という長い時間を旅していく旅人のようなものであり、
月日は百代の過客にして、行かふ年も又旅人也。
舟の上に生涯をうかべ、馬の口とらえて老をむかふる物は、
日々旅にして旅を栖とす。
古人も多く旅に死せるあり。
【現代語訳】
その過ぎ去って行く一年一年もまた旅人なのだ。
船頭のように舟の上に生涯を浮かべ、馬子のように馬の轡(くつわ)を
引いて老いていく者は日々旅の中にいるのであり、旅を住まいとするのだ。
これを暗記した小学生の頃は、現代語訳を聞いても「ふ~んっ」としか
思えなかったのですが、歳を重ねてきた今…頭に浮かぶ様々なことがあります。
子どもの頃、母が
「お母さんの場合は、歳をとる(重ねる)のではなく歳を取っていくか
ら、そのうちあなたたちと同じになるわよ」
と、冗談でよく私達に言っていたものです。
ですが、私は歳を重ねていくのは悪くはないと思っていますよっ、お母さん^^
達観されていますね…見習いたいです^^;
おっしゃるように、今、見るべき事や素敵なことに目もくれないで
過去のことにいつまでも捕らわれて時間を無駄にしてしまうことは
本当にもったいないことですね。
元旦からは気持ちを新たに…そうする努力をしたいですね。
ありがとうございました^^
一人で溜め込んでいると
人生の旅は楽しめませんよね。
そして吐き出したら
不満も罪悪感、怒りなどの過去の感情にとらわれず、
過去の出来事は受け入れ、
明日や未来の不安にもとらわれず
でも旅の準備は万全に
今現在に目を向けるのが良いですよ。
旅先で昨日のことや
明日のことを考えて
目の前の景色を見逃したら残念過ぎます。
来年も良い旅が出来ると良いですね。
お久しぶりです。
ご訪問ありがとうございますっ^^
そうですか…介護施設でのお仕事をされていらっしゃったんですね。
我が家は、今年の震災の5日前までは主人の母と15年ほど同居をしていたんです。
ですが、突然 高齢者住宅に自分から申し込んで出て行ってしまいました。
70になり、姉弟のゴタゴタから鬱になり、それからですね。
性格がより意固地になったり気性がさらに激しくなり、自分が優先されて
大切にされないと子ども(義母にすれば孫)達にあたりちらし。
とくに、障害があって義母の自慢に成り得ない息子には理不尽なことで
怒り出し、息子はどうして良いのかわからず、固まって泣いていました。
自分が大切に扱われていないと思うと、夜になると突然 車を運転して
飛び出して行ってしまい、2時間以上も主人が探して、お墓で見つけたり。
夏の暑い日に、娘の夏休みの宿題で主人、子ども達、私で出かけたら
玄関にあせびっしょりで倒れていて…。
義母がお気に入りの娘に
「どう?婆ちゃんが倒れていてびっくりした?1時間以上も倒れて待ってたんだから」
と、言ったり。
言動と行動が段々とヒートアップしていき、私がおかしくなりそうでした。
そんなことが3年ほど続き、私もひどい円形脱毛症になり、大学病院に
通っていました。
もう、限界かな…とおもっていたところに、突然 義母が出ていくという事態が起き
逆に私は救われましたが、主人の思いはいかばかりかと…。
歳を重ねて、丸くなっていく方と、性格がぎすぎすしていく(意地悪くなっていく)方
なんとなく大きく分けるとこの2つにになるような気がします。
私は体はスマートに、心は丸くなりたいです^^
長々となってしまい、そして愚痴になってしまい…すみません。
今年の言い納めと思って流して下さいませ^^;
先人の書かれた作品は、短い中にもたくさん学ぶべきことがあり、また、読んでいて
流れるようなリズムが心地よく、いいなぁって思います。
素人なので深くはわかりませんが、ただ…純粋に好きです。
還暦を超えるとどんどん子供に帰って行くと言いますね。
介護施設で三年ほど仕事をしていたので
60歳を超えて心や性格が子供に戻っていく光景は
幾度となく目にしました。
色々な年のとり方があるけど素敵に年をとれたら良いな…と思います。
奥の細道
良いですね。
そうそう、平家物語なんかもっ^^
娘達は百人一首でしたが。
若いときは覚えられたけれど、今はどうかなぁ。
たぶん、ダメでしょう…^^;
なつかしい~
漢文って、けっこう暗記させられたなぁ・・・
今思うとリズムがいいから、なのかな?
『ベンジャミン・バトン』後でググってみますっ^^;
まじ~めな性格ですが、そういうことは言ってましたね。
冗談がわからない堅物ではなかったということですね^^;
良かったです^^
と言うことは、もうそろそろおかーさんと同い年?(爆)
ウチの母は、「20才過ぎると坂道を転げるように年をとるんだからね!」
と言ってました。w
その通りになりましたけどね。ははは