Nicotto Town



資本主義の国ですから、普通に格差社会ですよ。2

ある日、私は桜を見に行くグループからハブされた。
車が人数がいっぱいだったらしいが、
其の場所を教えたのは私だった。

私もあまり詳しくは知らないが其の辺りに民家で見事な桜の木が
今年で切られると言うのをきかされていた。

其の例の「ダニ」が私に其処へ連れて行ってくれると言う。
待って居ると車が横付けされて、イケメンの運転手である。
彼女の知り合いだと言う。
最初に寄り道をしたいと言う。

そして其の億ションのマンションの見える所まで連れて行かれた。
中を見るだけでも何かの今後の参考になるからと言う。

とても参考になるとは思えなかった。
詰りこんな山の上など、バス停もなく、車の運転もできない叔父が
住めるとは思えない。

近くの公衆電話から必死に電話をかけて居るが
留守の様であった。

結局、その日は億ションの遠くから外側を見ただけだった。

しかも肝心の桜は場所が解らなくてと、言うかろくに探しもせず
場所が見つからないで終わった。

私はぶちぎれていた。

しかも、其の男は不動産屋を装っていたが、
自分で用意したと言う名刺は3枚で
3枚しか無いので、私に一枚渡して欲しいと言うのを断った。

詰り不動産屋でも何でもないのである。

兎に角、見知った場所について、
私はさっさと降りて内心は怒り狂っていたが、
もう、こいつとはこれっきりにしようと思っていた。

そして忘れた頃に電話が在った。
不動産を探しているのは私かと色々確認したい様な電話だった。

様は不動産を探していると言う女の人と不動産屋さんが
見に来たが、其の不動産屋さんを頼んでもいない所だったし、
もともと頼んでいた不動産屋さんに電話しても心辺りが無い。

それで、其の時、可笑しいと思って、私の代わりに成りすました人に
私の電話番号を聞いていたので、事情を聴きたいと電話をして来たのだ。

私はそんな所に行っていないし、自分が探しているのはもっと小さい所で
地下鉄沿線でと説明し、誰かが私に成りすましたらしい事を言った。

もともと頼んでいた不動産屋さんにしてみれば、仁義を欠いたやり方で
自分の会社を通して欲しいと言う事らしいのだが、
私にして見れば、私は関係ない話である。

で、それで、ついでだから、其の大手の不動産屋さんにも
用事があるので、出かけて行って、叔父のマンションの条件を
言って心当たりが無いかを聞いたが、無かったが、
私の姿をどこからか、その家の人が見ていて、此の人では無いと
言う事になった。

やはり、偽物の不動産屋さんがムカついて協力を断った
私の代わりの人を連れて、其の家に上がりこんだようである。

だが、もともと頼んでいた大手の不動産屋に連絡が行って、
こっちは関知してない事で、買う気が在るのかどうか、
買うのなら自社に話を通す様にと言う事で電話が私に入った様だ。

私の偽物まで作って、「ダニ」は金の匂いのする所に
忍び寄ると言う事だ。

ついに本音を言って、私を説得する時も、
後でどんな形で知り合いになるか解らないから、
そう言う人と面識を持って居ると言う事はどうのこうのと言う事で
一緒に行って欲しいと言う事である。

私はそんな家に行ってあの歯の浮く様な対応をしなければならないと
考えただけでムカついた。

時給数千円の仕事だと割り切ればやれるけど、
仕事じゃないんなら、誰がするか!と断った。

向こう曰く、金になるかどうかはまだ解らないから、
払えないとの事。その前の何だか撒きの時だからとの事。

いや~、何度も、こう言う人達とはぶつかるけど、
本音を話すまでは、きれい事を並び立てるんだよね。

でも、自分は善意でやっているとか、心配だから来たとか、
力になれるかも知れないから、一人より大勢で行った方が
心強いとか。
その他もろもろね。





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