Nicotto Town


シン・ドラマ汁


特撮【妖怪人間ベム】【仮面ライダーフォーゼ】

妖怪人間ベム 最終回
日テレ 土曜夜9時~

【あらすじ】謎の男は、ベムたちが人間になるため、自分という悪を取り込むよう要求するが、ベムたちは躊躇する。男は求めればいつでも現れると言い残し去っていく。ベムたちはどうするかとことん悩むが、答えが出ないので、緒方教授の家を訪ね、どうしたら自分の本当の望みがわかるのか聞こうとするが、教授の家ではちょうど飼っていたキツネザルが逃げたところで、ベムたちはサルを探す手伝いをすることに。

【感想】そんな気はしてたんですが、やはりベムたちは永遠に妖怪人間として流離う道を選びましたか…。ともすると悪の道に走ってしまう人間を助けるため、自分たちは正義の存在であり続けなければならない、と言いつつ、火事の中逃げようともしないのはどうなんだろうと思い見てましたが、あれは原作へのオマージュですよね。原作では確か、大きな洋館で炎に包まれて行方を消したという終わり方だったように思いますから。ナレーションもあの当時と同じだったのかなぁ。妖怪人間たちはあなたの町にも行くかもしれないみたいなナレーションで、うちにもくるかも!と思った記憶が強烈に残っているので。多少の齟齬はありましたが、この原作を髣髴とさせる結末はよかったです。確かに前評判通り、原作とは似て非なるドラマとなりましたが、確かにベムはまったく違ったけど、ベムそっくりの謎の男が出てきたり、オープニングをそのまま実写化したり、OP曲を出演者でカバーしたものを使ったりと、原作ファンを大切にしようという意気込みが感じられて、好感度は高かったです。私が特撮好きだからかもしれませんが、このプロットがあったから、ドラマ化に踏み切ったのかなと思えるくらい、お話も面白かったです。善の化身であるベムたちも、悪の化身である男も、どちらとも人間になることを望んでいるという、何か切なくなるストーリーでした。勧善懲悪ではあるんだけれど、夏目が言っていたように、「誰が悪いんだろう」と思ってしまいますよね。善と悪、人間はそのどちらも併せ持ち、悪に染まってしまった人間にも、そのきっかけというのが必ずある、しかしそれを乗り越え生きていける存在であるというのが、テーマだったように思います。普遍的なテーマではありますが、この脚本家さんの手にかかると、心の底に沈殿している塵を掬い取るように、共感と感動がわいてくると言ったら言いすぎかなぁ。この終わり方では恐らく続編はないと思いますが、これはこれでよかったかなと思います。


 
仮面ライダーフォーゼ
テレビ朝日 日曜朝8時~

【あらすじ】元山が変身したペルセウス・ゾディアーツはパワーアップし、左手から石化光線を発射できるようになってしまう。弦太朗の左手にその光線が当たって石化。弦太朗は子供達のために絵を描いていた元山の良心に訴えようとするが、元山は自分の体を蹴って去ってしまう。ライダー部に戻った弦太朗は、25番のスイッチを試すことにする。しかしそのスイッチを装着した右足は筆に変化。こんなもので戦えるわけがないと、弦太朗はライダー部を後にし、フラシェキーを使って元山を探す。

【感想】どこのシンケンジャーだw CG処理の部分はともかく、あの筆で書いた線や文字を実際に作るのって結構めんどそうですよねw 1つ1つ形が違うし。でもそんなことなど苦にもしないのが東映だなw 今日の目玉はやっぱりなんといってもメテオ。といっても今日はまだ名前すら出てきませんでしたね。フォーゼも初めて見た時何この頭と思ったけど、てか今でも思ってるけどw メテオもなんかすごいっすね。メテオって確か隕石のことだと思ったので、流れ星をかたどったのかな。いや、それにしても、ねぇ…。どんどんライダーから離れていくような…w それに、登場の仕方も唐突でしたよね。誰なのかもさっぱりわからなかったし、やっぱり今までの登場人物ではありませんでしたね。予告を見ると、名前がそのまんま流星w 今回はアナグラムとかないのかな。中の人の経歴はあまり長くないようですが、それもそのはず17歳だよまだ。技がまた面白くて、拳に木星なんかの惑星をぽわんと出して攻撃。どういう効果があるんでしょうかね…。しかしスーツ戦いづらそうな感じだったな。カラーリングのせいか、ちょっとディエンドに似てるかな? ストーリーの方は、ユウキのへったくそな歌に喜んでいる園児たちを見て、元山が反省して終わるのかなと思いきや、速水の横槍が入って結局戦闘にw 学園物だと反省して終わりでもよかったんでしょうけどね。そこはライダーだものね。まぁ学園物だとそもそもゾディアーツにならないでしょうしね。




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