クーニャの大冒険2 ~コノハとの出会い~
- カテゴリ:自作小説
- 2011/12/24 12:13:18
クーニャ「おっさかにゃ~。おっ魚にゃ~♪」
クーニャ「もうそろそろ、魚を食べさしてくれていいのににゃ~・・・」
クーニャはペット小島を散歩していた。
冒険に出ると言ったものの、クーニャには何処に行けば良いのか分からず、
すっかり手持ち無沙汰になっていた。
突然、クーニャの前に人影が現れた。
クーニャ「だ、誰にゃ!?ここは小生の飼い主のお庭にゃよ!勝手に入ったら駄目にゃ!」
黒髪の女性「・・・?」
そこには黒い服を着た黒髪の女がクーニャを不思議そうに見ていた。
黒髪の女性「そうか。すまない。ここは君のご主人様の庭だったか。この世界に今、来たばかりなのでな。勝手が分からなくてな」
コノハ「私の名前はコノハだ。それにしても・・・」
コノハはクーニャをじっと見ていた。
クーニャ「にゃ、にゃんだ?」
コノハ「ネコが喋るとは・・・ここはやはり夢の中か」
クーニャ「し、失礼にゃ!ここは現実にゃ!クーニャはちゃんとここに居るにゃ」
コノハ「私は確か居眠りしていたはず・・・。しかし、ここには大勢の人間が居る。皆、確かに存在している。だが、現実感は全く無い。夢か現か・・・いずれにしろ奇妙なところだな」
コノハは一人悶々と考えに耽っていた。
クーニャ「そうにゃ!コノハとか言ったにゃ。お前、アルって言う超カッコいい男の子を知らないかにゃ?小生のご主人様なのにゃ」
コノハ「・・・主人?そこの見切れている奴か?」
コノハは小屋の方を指差した。小屋の方でビクッと何かが動いたような気がした。
クーニャ「違うにゃ。アレは今の飼い主にゃ。隠れているんだから突っ込んだら駄目にゃ。アルにゃんは本当の飼い主にゃ。運命の女神様の卑劣な罠(もとい迷子)によって引き離されてしまったのにゃ」
コノハ「そうか。残念だが知らないな。だが、ここには多くの人間が居る。探していればきっと見つかるはずだ」
クーニャ「そうにゃか・・・」
クーニャはがっくりと肩を落としてしまった。
コノハ「そう気を落とすな。私はな、ちょっとした占いが出来るんだ。夢を見ることで未来を予知することが出来る」
クーニャ「占い?予知?凄いにゃ!小生も占ってほしいにゃ!」
コノハ「もちろんだ」
コノハはスッとクーニャの額に手をかざした。そしてゆっくりと目を瞑った。そして、しばらくしてコノハは眼を開けた。
クーニャ「どうだったにゃ?」
クーニャは目を輝かせてコノハに問いかけた。
コノハ「ああ。君の未来はとても楽しそうだ」
クーニャ「おお!具体的には?アルにゃんとは会えるかにゃ?」
コノハ「・・・さあ?」
クーニャ「さあって・・・。予知出来るんじゃないのかにゃ!」
コノハ「占いにはそれほど具体性は無い。それに私は人の未来を見てきたから、ネコの予知なんてしたのは初めてだ。楽しそうなイメージしか浮かんでこない」
クーニャ「にゃんだにゃ~・・・」
コノハ「良いじゃないか。楽しい未来なのだ。それにな。クーニャ」
クーニャ「にゃに?」
コノハ「占いは所詮占いだ。予知と言っても完全に当たるわけではない。用は心がけなのだ。楽しい未来が来るからといって浮かれていればきっと悪い事が起こる」
クーニャ「それって占いの意味が無いにゃよ」
コノハ「そう言われればそうだ。まあ私は占いなんて人の気持ちの支えくらいにしか見ていない。落ち込んでいる者に対しては励ましを与える。奢っている者に対しては注意を促す。そういうものだ」
クーニャ「それって詐欺にゃ」
コノハ「要は皆、幸せになるように占うのだよ。私にとってはこれは占いというよりも人生相談と言ったところか。詐欺師と言われればそうかもしれないな」
クーニャ「む~」
クーニャは訝しそうにコノハを睨んだ。
コノハ「そう怖い顔をするな。そうだ。これも何かの縁だし。私も君のご主人様探しに付き合おう」
クーニャ「ホントかにゃ!コノハは良い奴にゃ」
コノハ「ああ。でもタダという訳にはいかない」
クーニャ「それは大丈夫にゃ♪」
コノハとクーニャはちらりと小屋を見た。
コノハ「うん。そっちの方は大丈夫そうだな。こっちにきていろいろと困ってたのだ。助かる」
小屋から、え?という小さな声が聞こえてきたような気がした。
クーニャ「ともかく。これからよろしくにゃ。コノハ!」
コノハ「ああ。一緒にご主人様を探そう」
クーニャの旅は始まったばかり。しかし、心強い仲間が出来た。
これからどうなってゆくのか。クーニャの旅は続く。
そうですねwww
確かに魚は食わない。まあうちのクーニャは雑食です。
いろいろと工夫しております。
しかも、女性のアバターを使うとは。。。
他の人の写真も載っけられるとはしりませんでした。
ニコネコは、お魚食べませんよ。ごはんときのこをたべるw
そう言ってもらえるととても有難いです。
写真はなかなかむずいですわ。どうしても見切れてしまうwww
まあ適当に読み流してくださいな。
というか写真も付いている物語なんて凄いですねΣ
お試しでいろいろやってます。写真撮るのが難しかったりいろいろです。
コノハはまゆほんの影武者です。女性キャラを登場させたくてアバを作りました。
誰かに頼んで出演してもらうっていう手もあったんですが。
今後はそれも検討していくかも。
それにしても昨日、なかなか部屋に出てこなかったのもコノハと一緒にどっか行ってたからかな。
というまゆほんの妄想でした。