本日のお着替えと小公女
- カテゴリ:きせかえアイテム
- 2011/12/24 00:44:07
どうしても雪の妖精のカチューシャつけたかったので
ねこみみは心の目でついてるとしてご覧ください。
カチューシャ系は鬼門が多すぎる……。
日付もかわり、グラス片手にご機嫌の猫娘。
しかし猫娘は下戸なのでグラスの中身はお子様用シャンパンw
でもあれ、子供の頃から好きだったんだけど。
ちょっと買ってみようかな。
先日、スーザン・クーパーの紹介をする際に
「英国の生活は児童書に教えられた」と書きました。
実際には我が家では児童書らしい児童書が与えられず
「ベートーベン」「ヘレン・ケラー」「シューベルト」等、
世界の偉人伝とかばっかりだったのです。
うちの親のチョイスは絶対に間違っているw
唯一持っていたのが頼み込んで買ってもらったバーネットの『小公女』でした。
それはもう暗記する勢いで読み返したものですから
私の血となり肉となり。
長じて立派な人形者になりましたwww
セーラの境遇の差とか、心の美しさとか
わりとそんなことはどうでもよくて。
ひたすら私はエミリーにあこがれたのです。
大きくて着せ替えのドレスや小物をたくさん持っているお人形!
何しろ少ししか着替えのないリカちゃんしかその頃の自分は持っていなかったから。
リカちゃんだって可愛いですけれど21cmしかないようなちいさな人形では
私の心を満たせなかったということですね。
そしてまた、特別室の豪華な部屋より、後に追いやられた屋根裏部屋に
どうしても憧れずにはいられませんでした。
特に謎のインド人の手によって暖かくご馳走がならぶようになってからw
何しろ屋根裏のある洋風の家なんて近所のどこにもありませんでしたから。
あとですねえ、
セーラが拾ったお金で買ったパンがどれほど美味しそうに思えたか!
今でこそ英国の食事に関しては思うところもあるのですが、
子供は外国の食べ物など美味しいに違いないと思い込んでおります。
私の通っていた小学校は毎週木曜日しか開いていなかったので
あまり利用することはできませんでしたが
それでも読むことのできる外国の児童書は英国舞台のものが多く
自然影響を受けていったようです。
さて日付も変わってクリスマスイブ。
誰の元へもサンタが、もしくはお隣の親切な富豪(猿とインド人付属)が
現れますように!
めりーくりすます。
もう出発されたでしょうね。よいご旅行を!
「かんぱい」とシャンパングラスをあわせたかったのです。
3周年のシャンパン(ボトル)を手放したのは失敗だったかも。
大人になってからバーネットは読み返しました。
新潮文庫版だとセーラでなくサアラなのが馴染めなかったけれどw
悪書という本はないと信じております。
ただ読書好きになって良かったとは思いますね。
先日かんぱい背景をゲットしたので、(これまた同じ黄色リボンのw)そのシャンパングラスも
買いましたが、そのような素敵なコーデを見せてもらうと、おいそれと使えないので来年にします。w
私も小公女を読んだのですが、細部にわたってかなり忘れております。
というか、小学校中学年より前の人生の記憶が殆どありません。 w
子供時分は「悪書は子供に良くない」ということを聞くと、
「そんなことないもんねー。子供なりに善悪や良し悪しわかるもん。」と偉そうに思ってましたが
三つ子の魂百までというか、こんな今の自分になったのはやはり子供時分の読書の影響が
はかりしれないと、人生折り返しの地点に立ってやっと先人の言葉の重さを実感しております。 w