君の明日は、幸福であれ。
- カテゴリ:小説/詩
- 2011/12/19 10:26:10
明日、が来るって言う君の、
その無邪気さに私は惹かれ
初めての恋を、知りました。
小さな小さな子供の君は
ただ真っ直ぐに私を見つめ、
土にまみれた可愛いその手を
「あくしゅ」
と言って、差し出しました。
あぶれ者の私にも
分け隔てなく接する君の
その濁りない微笑みに負け、
握った右の手、温かくて。
未来、があるって信じる君の、
純粋な瞳を綺麗に思い
永久に愛そうと、誓いました。
少年になった愛しき君は
成長するも、心は変わらず。
今でも私を慕ってくれる。
そのことがとても、奇跡のようで。
床まで届く、銀色の
密かに自慢の髪の毛を
月光の下、君は私に
「美しいね」の誉め言葉。
時間の流れが異なる二人
変わらぬ私は、ただのバケモノ。
そんな私を愛してくれる
優しい君を、守りたい。
幾数年かの時間は流れ
何時しか君は、青年に。
森 奥深くの私の住みかに
訪れるのは、一人だけ。
ある日の晩に君は来なくて。
代わりに来たのは綺麗な少女で。
泣きながら私に訴える理由は、
全てが君のためなのでしょう。
“頭部に二本の角がある”
ただそれだけで嫌われて。
愛する人と居てはいけない、
そんな理由にも、使われる。
樹木に水が必要なように
私には君が必要で。
だけれど君の迷惑になるなら
潔くこの身を退きましょう。
泣き顔なんて見せたくないから
何も告げずに私は消える。
永い悪夢から醒めたと思って
君はこれから、幸せになれ。
(私がただの人間ならば、)
(ずっと、君と一緒に居られたのでしょうか。)
ありがとうございます。
そんなこと言って頂けるほどの者でないのは自分が一番分かっているけど
それでもすごく、嬉しく思います。
私も¢yanさんの言葉、コメントをいつも楽しみにしているので
同じような気持ちになっていることに感激しました。
¢yanさんのコメントから、「焦らなきゃいけない」って気持ちが伝わってきます。
周りに急かされたから、焦っている。
本来なら、焦る・焦らないは個人の自由、
だけど¢yanさんは心の中でそれを義務化してしまっていませんか?自分に焦りを強要していませんか?
感情なんてものは、意味を理解しなくても無意識に行えるものだと思います。
呼吸みたいに、意識して行うとよくわかんなくなっちゃって苦しくなってしまう類の物かもしれません。
意識しすぎて空回り、それでペースを崩したりしたら…泣きますね(わら。
きっと感情は自然に現れるものだと思うので、その時まで待ってみるのも良いかもしれません。
えっと、次。
絶対的な距離。届かない場所を焦がれているからこそ守られている存在意義。
同化=自我の消滅。破綻に憧れ、想像し、少しの罪悪感に酔いしれる。
短い言葉達の裏にはこんな深い感情が込められていたんだ。
私はまだまだ未熟だなー、って思いました。
存在意義の破綻に対しての憧れってないですか。
何も無くて、従うだけ。考える事なんてありはしない。完全なる同化。
背徳感、罪悪感と共にある優越感。
けれど、世間的に常識のある自分、が優先されて結局は想像するだけ。
頭の中なんて無法地帯だけど、一応理性で自主規制。
埋めたいけれど、埋められないから自分が埋まる。
だけど埋まった事に誰も気づかないのは嫌なので誰かに埋めて欲しいと願う。
誰か、早く僕を埋めて。何も言わずに従うから。思考停止、ピー。
なにを伝えたいのかわからない、というか言ってることがわからなくなってきました。
つまりは、地球と太陽みたいな距離ですね。縮まらない距離、ってことはこれ以上離れることも無い。
ちょうどいい距離だって妥協するしかない。だって自分が埋まっても何も変わらないから。
歯痒くても、受け入れなきゃいけない。
更新、というかIN率がものすごく低いけれど、これからもよろしくお願いします。
たまに、紫露さんからこめんともらうと、うれしいし、かんがえるし、
とにかくモチベーションがあがります、
今回ちょっと考えたのでここにお返し←
試験のおはなしへの、コメント、
読んで、どきっとしました。
解って、書いていたつもりだったのに
あらためて人に言われると、解りきっていない。
焦りが足りないということの十全な意味に、到達してなかった、みたいな。
そして、埋める必要、ありますか?ってゆうの、
最近よく思うのに、近づこうともがけばもがくほど、類似へ漸近していって、
でも類似とは絶対的な距離で、橋渡しができない距離なんだ、ってこと。
だから、縮まらない距離というのはもう絶対で、
誰にだって、誰へだって、同化とゆうのは存在意義の破綻につながるのだから、
距離はあるものなのに、
それを、埋めたいと思っている自分を、むしろ埋めたい、みたいな感じ…かな。
長いこめんとごめんなさい、いろいろ考えて、
紫露さんならどう思うかなと思ってこめしてしまいました、
そうゆうお話できるこって、同年代、他に、いないから
そしてここからはこの記事へのコメント、
もの語り的な世界観が、地の文にもしみていて、
雰囲気がよく伝わってくるなぁ、と思います。
( 君はこれから、幸せになれ。 )
とゆうのが個人的にすごくすきです。
言い切りの形、口調まで想像できるとゆうか…
たまに読むのを楽しみにしています*
わたしも受験で忙しくなりますが、
紫露さんもマイペースで、ゆっくり続けていってもらえたらうれしいなぁ、
なんだか、長文ごめんなさいね^^←