タンタンの冒険 ユニコーン号の秘密
- カテゴリ:映画
- 2011/12/18 22:42:39
今年40作目の映画館鑑賞。3D字幕観賞。
フランスのコミック『タンタンの冒険旅行』シリーズを原作にした
スティーヴン・スピルバーグ監督のモーションキャプチャ3Dアニメーション映画。
数々の事件解決に協力してきた少年記者タンタンと愛犬スノーウィが、
ノミの市で手に入れた古い帆船ユニコーン号の模型にはある秘密が隠されていた・・・
タンタンは、キャラクターとしては知っていましたが、原作のコミックを見たことはありません。
楽しんで観賞しましたが、途中でなんだか少し退屈してしまいました。
酔いどれのハドック船長、悪党のサッカリン、そっくりの双子の刑事、個性的な登場人物と、
謎の羊皮紙の暗号、誘拐、脱出、海での遭難、墜落、砂漠での放浪、バイクアクションにと、
もりだくさんのジェットコースターストーリーなのですが・・・。
ちょっとしたミニストーリーになっているオープニングの方が、本編より面白かったです。
本編では、タンタンの愛犬スノーウィの大活躍が、とても楽しかったです。
日本語字幕は、人の名前や単純な言葉の字幕が聞こえてくるセリフと違うのが、少し気になりました。
子供向けなので、けっこう聞き取れる英語が多いです。もちろん、聞き取れない部分は聞き取れません。
日本語字幕とセリフが異なっていても、とくに問題はないと思うし、コミックの翻訳がそうなのかもしれません。
だけど、そうだとしても、「びっくりフジツボ!」は、なんだか意味不明すぎなので、検索してみました。
やっぱり、「びっくりフジツボ!」というセリフに、インパクトを受けた人は多かったみたいです。
原作の日本語版では 「なんとナントの難破船!」だそうです。(ナントは港町の名前)
原作の原語(フランス語)は、「Mille millions de mille milliards de mille sabords! 」で「M」並び。
英語では、「Billions of blue blistering barnacles!」で「B」並び。
「barnacle」はフジツボなのですが、私の好みでは、原作の日本語版のままがよかったなーと・・・。
レディースデーに1300円で観賞しましたが、高かったなーと思ってしまいました。
★★【The Adventures of Tintin: The Secret of the Unicorn】2011アメリカ
映画館での鑑賞は少し前です。
字数はだいたい1行に13文字以内☓2行までなので、11文字は余裕で制限内です~。
「難破船」が難しい、というご親切な判断もあるのだろうと想像しています。
例えば、トムソンとトンプソンとしか聞こえなくても、オリジナル通りにデュポンとデュボンでした。
そのうち、出典を忘れて自分で使っていそうです。びっくりフジツボ!
>ダニーさま 日本語吹替でも「びっくりフジツボ!」で、聞いていて違和感なかったそうです。
文字で見ると、いきなり何?と思うけれど、セリフの流れの勢いで聞くと、そうではないのかな。
タンタンは、冒頭で描いてもらった似顔絵が原作の絵に近い感じで、その似顔絵の後に、
CGのタンタンの顔が初めてスクリーンに出ました。その演出は、うまいと思いましたが・・・。
字幕で言葉遊びは難しいんだろうねー
せめて、びっしりフジツボ、とか^^;
断然「原作日本語版」の勝ちですよねぇ(笑) 後者は微妙すぎる…
タンタンの絵は可愛いイメージだったのに、CMでスピルバーグ版のリアル顔にドン引きしました^^;