Nicotto Town



下の続き

母親が我慢をすれば、自分はまだローンが残っている此の庭付きの
家に住んでられて、私立の大学にも入れるだろう。

知っての通り、銀行員の給料は公務員並みに良かったからね。
自分の意見の言える歳になった子供だから、
子供の本音を言った。

また、母親を思いやるまでになって無い年齢の子が自分の本音を言った。

自分の意見を言えない小学校低学年、或いはそれ以下の年齢の子の本音も
そうかも知れない。

言葉に表せられなくても、きちんと頭で整理がつかなくても、
母親について行かざる得ない自分の人生に不安を持って居るかもしれない。

或いは、浮気をされた妻の辛さも理解できないだろうから、
父親と離れたくないと言う本音がもし年齢が高学年になると
自分の心の中の思いはしっかりと傷となって、
心に残るだろう。

子供が訳が分からないうちの方が傷は浅いかも知れない。

自分の人生の為に母親に我慢しろと小学校6年になると
言うんだと驚いた発見だったけどね。

しばらく、私はその子と黙って見つめ合っていたけどね。

でもぽろぽろと涙が其の少年から出て、
「母さんの思った通りにしていいよ」と言った。

「僕が弟(名前を言ったけど忘れた)の面倒を見るよ。」と
小学校6年の子が言った。
「悪くならない様にみているよ。」と少年は言い直した。

離婚したのは、それから2年後。
当時小学生の少年は中学生になって居て
「息子の強い薦めで離婚した」と言って居た。

母親の我慢に我慢を重ねている姿を見ていたのだろう。
最後は父親と殴り合いになったと言って居た。

もう、限界だと思って離婚したと言って居た。
ローンが無くなったしと言った。

中学生になった息子は父親と背丈が同じになってと
苦笑いをした。
父親を殴った時はびっくりしたって。

そりゃ~、父親もびっくりしたと思う。
子供に「お前の養育費は出さないからな」と言ったそうだ。

そうは問屋が(弁護士が)許さないでしょう。

結局、離婚するなら、子供が小学校6年の時が良かったのか、
中学2年の時が良かったのかは子供の事を考えても
解らない。

唯、「成績だけは二人とも良くて」と嬉しそうに彼女は言って
自慢げに上の子の偏差値の書かれた用紙を見せてくれたけど。

また、例のごとく「決めるのは貴女だから」と言ったと
息子に言ったら、「あの叔母さんらしいな」と言って居たって。

善意でも悪意でも、人の人生に入るのは難しいよ。
私が言ったのは「弁護士に相談した方が良い」と言う事。

色々な点で、依頼者の良いように法的に見つけてくれる。
決まった報酬は取られるが、それっきりの付き合いだしね。

それっきり、その家族とは会ってないから、
其の後はどうなったかは解らないけど、
旦那側が金を出したくなくて、弁護士を付ける前は
妻に不利な事を言って脅して来た。

反対の事例も知って居るけどね。
妻側に付いた人間達が夫に不利になる様に
画策をしているのね。

此の歳になると色々見てきているからね。
ちゃんとした弁護士を早いうちに探した方が良い。

「問題はちゃんとした弁護士を早いうちに探す事」
弁護士にも色々居るからね。

悪徳弁護士も、悪徳調査会社もね。

唯、つけないよりはつけた方が結局安くなっているのを
此の歳になるとみているからね。

賢明な人は、賢明な忠告をするよ。
脅されて余計に取られた分も取り返してくれるしね。

余計に脅されて払っていた分は、夫側から妻に出す費用から
差し引いてくれるしね。

不満だったら、妻側は裁判に出すでしょう。
それでも勝てると言う、余計に脅されて出して居た部分は
差し引いて出すように裁判でも勝てるのが解っているから
差し引いてくれるんだけどね。

この歳までに、普通の人は沢山の事をみてきている。

あの豪邸の「人形の家のノラ」は、あれから2年後に
離婚した。

夫がダニを追っ払ったので、離婚する時は彼女は
弁護士を雇ったと共通の友人から聞いた。

また、「夜遊びが始まったの?」の質問に
自分でブテックか、何かを経営して、夜遊びどころじゃないって話。

従業員にも生活態度が厳しいんだって。
生活態度が派手だったり、忘れたけど、友達付き合いにも
厳しくて、何か、色々聞いたけど、忘れた。

「人形の家のノラ」は人形じゃなくなっていた。

勿論、あのダニの様に彼女にまとわりついていた知人との
付き合いは其の後無しと言うのも共通の知人から聞いた。

で、何年後かに共通の知人から、電話が在ってまた何か協力を
求めて来るかもとの事。
みんなが断っているから、最後に怒らすとこわ~い貴女の所に
行くかもとの事。

来たよ、電話。思わず笑っちゃったけど、話だけは聞くと言って
合って、ごまかしごまかし、自分の都合の良い様に言っている
彼女の話はまるで彼女は正義の味方。

困っている女性を救えるのは私達しかいないとの事。

待ち合わせた喫茶店の人が驚く位、きびし~く断った。

彼女とはそれっきり。共通の友人が言うには殆どの人が彼女との
付き合いを疎遠にしているそうな。




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