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天狗(あまつきつね)

日本において、天狗が初めて登場するのは、『日本書紀』舒明天皇九年(六三七)二月朔条の記事、

東の空から西の空へ大音響を轟かせて大きな星が流れた時、人々は「流星の音だ」「地雷(つちいかづち)だ」と騒いだが、隋から帰朝した僧旻(そうみん)が「あれは流星ではない。天狗だ」と云ったという。

これは、古代中国の歴史書『史記』「天官書」(占星術のために天文の星座について解説した巻)に、「天狗は、その形が大きな流れ星のようで声を持つ。天から降って地上に留まると狗に似ている。天から落ちた所には天を衝く火炎が立ち上がる」と記されていたからという。

この記事から、古代中国における天狗と、日本における後世の天狗像とは似ても似つかないものであったことがわかる。

参考文献(「天狗」田中徳定 『もののけと悪霊祓い師』所収)

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2010/02/26 21:26
お師匠様
ご教示有難うございます。
検索して見つけました。本屋で探してみますです。
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2010/02/26 18:29
え~とたしか「風の陰陽師」という安部晴明が主人公の物語で
書いてあったと・・・まぁ見てくれれば分かると思います
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2010/02/24 22:34
みなもん様
天狗が晴明さんのお母さま(白狐葛の葉)って、初めて聞きましたよ。
それはどこから?
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2010/02/21 20:42
天狗(あまきつね)って安部晴明の母ですよね(葛の葉だと思うのですが・・・)
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2009/05/28 08:53
中国での【天狗】は
超音速で落下して来た『隕石』の事なんでしょうね~。

日本では、山岳宗教の一派の人々だったのでは?
鳥だったり、鳶だったり、鼻高赤ら顔っていうのは
その派のイメージコスチュームだったのでしょう。
(山伏のコスチュームは中国の行者(修験僧)に似ています)

険しい山に住んでて、異形のいでたち・・・
薬草や鉱物にも詳しかったでしょうから
昔の人は、色々と想像+妄想したのでしょうね^^



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