猿の惑星:創世記(ジェネシス)
- カテゴリ:映画
- 2011/12/07 21:31:12
今年37作目の映画館鑑賞
「猿の惑星」シリーズ最新作。
「猿の惑星・征服」を下敷きにシリーズ起点のオリジナル・ストーリーとなっています。
アルツハイマー型認知症の新薬の投与実験体の雌猿から生まれた処分されるはずだった仔猿を、
新薬を開発した研究者はこっそり自宅へと連れ帰ります。
シーザーと名付けられたその仔猿は、成長するにつれ驚異的な知性を発揮し・・・。
とてもおもしろかったです。
予告と”猿の惑星”シリーズだということから、重そうな辛い映画を想像していたのですが、違いました。
違わない人もいるだろうと思いますが、私には、建国神話の児童書ファンタジーのようでした。
シーザーは王たるものかくあるべきという道を進むし、ゴリラは戦士、オタウータンが賢者役です。
かくて王が生まれ、児童書的なスケールというか、若干こじんまりと終了します。
CGIとアンディ・サーキスが演じるシーザーの表情は心に迫りました。
「Nooo!」や「Caesar is Home」という短いセリフに泣きそうになってしまいました。
演出は、とくにシーザーの着衣の扱いがうまいと思いました。
「猿の惑星シリーズ」としても、とてもおもしろかったです。
「宇宙船行方不明」見出しなど「猿の惑星」へと繋がるシーンがいくつも織り込まれています。
シーザーとテイラーの対比といった「猿の惑星」の反転などを細かく見ていくのも面白くて興味深いです。
★★★★☆【Rise of the Planet of the Apes】2011アメリカ
今週のブログイベント「映画」カテゴリで「この冬に観たい映画」についてブログを書いてみよう~
映画を観たらブログに書いているので・・・。
ここのところ、映画館での鑑賞から1ヶ月遅れですが。
きっと続編が作られるだろうと思っています〜^^
シーザー(猿)と人間サイドのどちらの視点から見ても、クズ系のワルでした。
>corraさま リメイクでも続編でもないので、どうなるのかわかりません。
「シーザー」が同名の別キャラのように、「コネーリアス」もこの映画に出てきてます^^
単純に考えると、次回はシーザーとコーネリアスの邂逅になりそうなのだけど。。。
>カトリーヌさま 単純にシーザーの物語を楽しむことも、旧と比べて解釈を楽しむこともできて、
この映画と旧シリーズをまた観たいと思います^^
旧作と見比べてみるのもいいかも・・。
DVD出たら買います。
この映画、ハリーポッターで、ドラコ・マルフォイを演じていた彼も出てますよね。
CMを見る限り、悪役っぽい感じでしたが。