Nicotto Town


河井継之助


どきどき・・?

 秋桜の花が咲き誇っていた。河原の石くれは夕日に照らされて朱色に染まり、少し肌寒い風が水面にさざ波をたてていた。待ち人は未だ姿を見せない。
「遅いな・・・なにやってるんだ?」
ヒトを呼び出しておいて・・・と、彼は腕時計を見た。時刻は既に午後4時半に近い。
「3時半、って言ってたよな・・・」
一時間も待たされてるじゃないか・・・。今朝の事を思い出す。
 朝、登校してきたとき、下足棚のところで、八重美に呼びとめられた。
「良平くん」
「ん?ああ、おはよう」
「・・・おはよ」
「?どした?元気ないな。風邪でもひいたか?」
「・・・だいじょぶ。あのね」
そして、少しためらいをみせてから、八重美は、ぎこちない笑みを浮かべて言った。
「今日、放課後・・・3時半にさ、紅葉橋のたもと・・・河原に来て」
「河原・・この寒いのにか?」
「うん・・・あの、秋桜の咲いてるとこ。・・・話したいことがあるの」
「・・・・そうか。わかった。・・・3時半だね?」
「うん・・・。じゃあね」
そして八重美は小さく手を振って、自分の教室へと去って行った。
「話し・・・・か」
八重美の話というのが何であるか、ほぼ見当は付いていた。
「仕方ないよな・・・」
少しだけ、胸の奥がちりり、と疼いた。予感はあったのだ。はじめから・・・・。
・・・・・・・・


はいはい。ということで(なにが?@@)ちょっと小説風に書いてみましたけれども、ま。ここまででもう、おわかりでしょうが、この後、遅れてやってきた八重美ちゃんに、良平君は振られてしまうわけでございます。2人は2年前に八重美ちゃんから告白して、お付き合いを始めたのでしたが、全く鈍感で、女心を理解できない良平君に、とうとう、彼女が愛想を尽かしてしまったという、まことに持って、情けないダメ男くんの想い出でございました。は?「ドキドキ」はどこにあるのか?で、ございますか?
んー・・・?はてさて、どこなんでしょうかねえ(笑)




#日記広場:恋愛

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2011/12/02 03:59
へ~~さすがろむたま いい勉強になりましたよん^^

だけど変なことかけませんよね なんか自分自身をさらけ出しているみたいで・・・・

迂闊なことを書くと読者が♪(。◣‿◢。)ニヤリとするわけですね^^

続きがきになりまする^^
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2011/12/02 02:29
るりゅきゅん^^コメントありがとね~(^o^)/

ふ。「成長」・・・だと?生まれて初めて聞く言葉だ・・・@@
ふぉふぉふぉwww
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2011/12/02 02:26
++たま♪++様^^コメント有難うございますm(_ _)m

はいはい(^o^)/
98歳になっても、相変わらずのダメダメです~♪
むしろ、「ダメダメ道の達人」となむ申しをり候。
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2011/12/02 02:16
sakinoさん^^コメントあざあ~す^^

ノンフィクションとフィクションの中間である。と、お答えしておきませう^^
細部に至るまで全てが事実であるわけでもなく、しかし、出来事そのものは
実体験が基でありますのさ^^
坂口安吾だったか壇一雄だったか・・「歴史上の誰を小説にしても、結局は自分自身を書いてしまうな」と言ったら
太宰治が「そりゃそうさ。自分を離れて、いったい何が書けるものか」と答えた。
小説ってそういうものらしいですな^^
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2011/11/30 19:21
わぁ~(っ´∀`c)キュンキューン
淡い恋のお話しですね~♪

何か「ドキドキ」(O.O;) (o。O;)しますね・・
胸の奥がちりり、とした良平君
今は成長したのかな?
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2011/11/30 13:27
こんにちは^^ ブログ広場よりおじゃましました。
昨日は足あとしか乗せなくてすみません。

良平君・・・・というより、「思い出でございました」と言い切ってる時点でw
ノンフィクションなのでしょうね(そこはスルーするとこでしたっけ?)すみません。
ま そんな時間を過ごして、みんな大人になるのでしょうねぇ。
今もダメ男のままなんでしょうか?(ソコもつっこんでしまう・・・)
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2011/11/29 03:06
ろむたま最後の3行書きたくて このブログ小説書いたんじゃろむたまぐらいの文才なら
日報似古太の連載小説からオファーがございませんか??それにこの良平君は
作者本人の実体験 いわゆるノンフィクションなのかな 凹〇コテッ



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