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TAKEのつぶやき


☆稗田阿礼

日本史に出てくる人物としては、ちょっとマイナーな存在ですがご存知でしょうか?

実は古事記の編纂にかかわった人物です。古事記は帝紀と旧辞、つまり皇室や豪族に伝わる古い歴史を稗田阿礼が暗誦し、それを太安万侶が記録して712年に元明女帝に献上したと言われています。

しかし、このことに関して様々な意見(疑問)が出されているところで、第一にこの時期には既に漢字が伝えられていました(300年以上も前です)し、さらには文献も整っていたとされていますからわざわざ暗誦する必要はなかったと言うものです。
また、古事記と稗田阿礼の名は奈良・平安時代に編纂された日本書紀・続日本後記・文徳実録などの官撰の歴史書にはまったく見当たらないことから、古事記は平安時代に作られた偽作であると言う説もあります。

一方、稗田阿礼とは藤原不比等の筆名ではないかとする梅原猛の非常に面白い説があります。

藤原不比等は、中大兄皇子(後の天智天皇)とともに蘇我入鹿を暗殺し大化改新を遂行させた藤原鎌足の息子です。そして、持統天皇の寵臣となって律令国家の基本となる大宝律令を作成し天皇家を不動の位置にしたのも不比等です。そのことから記紀の編纂にも大きく関与していると考えてもおかしくないわけですが、事実はどうなんでしょうね?

アバター
2011/11/25 20:31
名前は知っていましたよ。
古代史は面白いですね。そのうちちゃんと勉強してみたいです。
アバター
2011/11/25 18:47
まったく、存じません。



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