小説『雨の中、君と嘘と。』【Ⅲ】
- カテゴリ:自作小説
- 2011/11/18 19:48:56
「あなたって変な人ね。」
私は唐突に話を切り出した。
「・・・自覚はしてるけど、そんなにはっきり言われたのは初めてだなぁ。」
私の失礼な発言に彼は口を歪める。
彼は毎日、教室に来る。
私の進路希望書を取りに。
「毎日毎日、馬鹿みたい。
私は出さないって言ってるでしょ。
学習能力、ないの?」
「んー・・・
出してもらわないと困るんだよね。」
「私は困らないわ。」
「俺が。」
毎日毎日、ホント馬鹿みたい。
私は誰とも話したくないのに。
「何で出さないの?」
「私の夢はあんな紙切れには書ききれないの。」
「ダウト」
「えぇ。まぁね。」
毎日毎日、馬鹿みたいに話していたら彼は私の嘘を見破れるようになった。
・・・気分が悪い。
「君ってさ、嘘吐くときに髪、いじるよね。」
「・・・知らないわ、そんなの。
私、嘘吐いたことなんてないもの。」
彼はまた笑った。
「どうして嘘なんか吐くの?」
嫌だ。
気分が悪い。
こんな質問に答えなんて必要ない。
「好きだから。」
「ダウト」
「・・・じゃぁ、私からも質問していいかしら?」
『私以外に話せる人がいるなんてね。」
「失礼ね。」
『彼女』は口を歪める。
『それにしても、もうちょっと気の利いたこと言えないの?』
「・・・あなた、どこからか見てるの?」
『私はあなた自身なのです。』
「嘘ね。」
『残念、不正解。』
彼女はまた笑った。
みんなに見られたくないから。
…蒼海さ、僕の本名ゆゆチャンに言った?
よかったじゃん(*´∀`*)
続きを要求する!
・・・上から目線w
本にすれば売れると思いますよ!
stpお届けです^^
師匠はお手本になりますね(´・ω・`)
すごいですね!!^^
感心しちゃいますッ☆