あなたは自分の命を癒していますか
- カテゴリ:小説/詩
- 2011/11/14 23:28:38
命をいやす。
いのちを固めよう、固めようとしてきやした。
だから、ほんわり、ふわっと
やわらかくしてみようと、思いやす。
ゆらりくらりとしやしゃんせ。
あなたの笑顔、見てみたい。
ゆらりくらりとしやしゃんせ。
あなたの手をつかみたい。
ゆらりくらりとしやしゃんせ。
あなたをそっと抱きしめたい。
つぶやき、聞こえる、その言葉
「大丈夫」だいじょうぶ
繰り返される、その言葉
ゆらりくらりとしやしゃんせ。
たまには笛でも吹きながら
揃いの浴衣、来て遊ぼ。
あなたの笑顔、好きだから。
ゆらりくらりとしやしゃんせ。
あなたの命、洗います。
穢れ(けがれ)を嫌いにならないで、あなたを
育ててくれたのよ。
一緒に手をつないで、歩いてきてよ。
黒い羽が、舞い落ちる。
赤い目が、優しく見つめる。
宝石のような綺麗な目。
いつも、いつも見守ってくれてい~た。
どうして、私。気づかなかったの・・・。
どうして、私。飛び降りてしまったの・・・。
みんな、みんな見てくれていた。
私が一人だと、思って泣いていた時でさえ
いつもあなたはいてくれたのね。
こんなに、私。愛されてたなんて・・・。
死んで・・・半世紀。それだけの時を過ごし。
生まれ変わり。
私は知った。
ありがとう。
ありがとう・・・旦那の残した言葉でした。
死に際の別れの言葉。
生まれ変わり・・・また出会って、やっぱりあなたは
やさしいお人。
あなたが病気だと、知らされて・・・
一緒に参ったお宮参り。
嬉しかったわ。ほんとうに。
楽しかったわ。
ほんとうに。
あなたの病気も治ったようで。
その笑顔を、見れて嬉しかった。
ありがとう。
今度は私に言わせてね。
ありがとう。
もう残されたくはない。
でも、少し。気持ちも変わってきたの。
ほんの少し。
変わってきたの。
嬉しくなってきたんだわ。
はい。
おやすみなさいませ。
おやすみなのだ。
よかよか
あい
清少納言によって書き加えられたという説があるのだって。。( ´艸`)
実話とは言ってないけれど、モデルとなる人物はいたような感じですね。。
そうそう。ドラマの中のお祭りのシーンの描き方が、ハルカさんの描くこのお祭りの情景にとても似ていたの。二人で過ごした中でも一番幸せそうなひとコマ。。^^
あと、蝶々さんは横笛を吹いていましたね。。^^
そっちに火がついてしまいましたか。。( ´艸`)
ふふ。。
とってもかわいい女性だったのね。。^^
本当に嬉しそう。。*^^*
やはりそこがりるぽんという存在にとって、
とっても大切な部分なのだね。。
今は・・ちょっと切なくても・・
今なりに絆を深めて・・
また生まれ変わっても、
どうぞお幸せに。^^
そのときは
きっと女の子同士、
一緒にぴゃあぴゃあ喜んであげるから。。^^
ふふふ。。
うんうん。
よかよか。。^^
そうじゃねっ(*´ー`)