Nicotto Town


頑張りん子


感動させられました。

かのベンツの君の お家のワンコの話。

彼女(犬)は18才のお誕生日を つい先日迎えた。
20kgくらいある中型犬?大型犬?で、
何かと何かのミックス・・・って聞いたけど、忘れた。ww^^;

細長い脚と 長い毛並みが美しい スラリとした美人である。

後ろ脚が弱くなって立ったり・転んだり。
でも お外じゃなきゃ シッコもウンチもしてくれない。

毎朝と毎晩 乳母車を改良した車を用意して、
そこから チョコンと首を出し アチコチ見回して
お散歩するのを 楽しみにしていた。

ところが 1週間前から 後ろ脚が全く立てなくなり、
そして一切 物を食べず、寝たきりになった。


その次の朝 いつものように旦那様に抱きかかえられ、
乳母車でお散歩した後、彼が(人間) 手足の痺れを感じ
突然 車で病院へ行ってしまった。

いつもは お出かけする時、必ず 「どこどこへ行って来るからね。
帰ってくるまで ちゃんとお留守番しているんだよ。」と、
何度も 言い聞かせてから 部屋を出るのに・・・

その時は 旦那様も 焦っていたのだろう。
何も言わずに 出てきてしまった。

そして 脳梗塞の疑いで そのまま入院。

老犬が全く食べ物を 受けつけなくなったら、
長くはない。

私は 人間の彼も勿論だが、ワンコの方も心配で・・・
毎日 病院の彼と、ワンコと一緒の奥様と
連絡を取り合っていた。

ワンコは絶対 彼を待っている。
症状が軽いなら、せめて2~3時間だけ外出許可をもらい、
彼女に会ってもらいたい・・・
もう 彼女には時間がないのだ。

そんな折 医者から退院の許可が降りた!と、
昨日 大喜びの連絡があり、
今日 朝一で病院にお出迎えして、家まで届けた。

奥様と彼が 例の乳母車に乗せて 彼女を公園に
連れて行くのを手伝った。

彼女は 息も荒く 後ろ脚の1本が硬直していた。
でも いつもの公園の芝生に寝かされると、
落ち着いた顔になった。

そして 大好きな旦那様から 牛乳と水をもらい、
ゴクゴク飲んだ。

奥様が 「私があげても、こんなに飲まないのに・・・」
と苦笑いしていた。

飲み終わり 少ししたら、首を持ち上げ 
後ろ足の方を2~3度見ながら、 ヒュンヒュンと2度鳴いた。

「あらあら ゴメンね、オシッコが出るのね。」
と言いながら体を起こそうとした時、
彼女の命は 消えていた。

3人とも 「えっ?・・・・・・」と、しばらく呆然と立ちつくしていた。

旦那様は 「何で・・・? まだ 何もしゃべってないのに・・・」
と、小さな声で 独り言。

奥様は 「本当に 待っていたのねぇ・・・」と、
これまた ポツリと独り言。


犬の律儀さを目の当たりにして
3人で 「よく 頑張ったね・・・ホントに偉かったね・・・」と、
彼女を 優しく 撫でていた。

犬の一途さは いつも いじらしく 悲しい。。。(T_T)



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2011/11/09 03:24
>みかんさん

そうですね。(๑´‿`๑) 
被災地の 特に放射能の汚染地区のペットや家畜たちは、可哀相で・・・w
雑誌で見た写真は 胸が痛くなりました。

人間はそんなに偉くない!   同じ目線で 考えてみたいですね。^^;

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2011/11/08 23:13
その飼い主さんに飼われて幸せなわんこさんですね❤

被災地で悲しい別れをしたペットたちも 再び しあわせと思える日々を取り戻して欲しいです。
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2011/11/08 21:59
自分の愛犬も つい最近 見送ったばかりなので、
ついつい 他人事ではなく・・・

一人で 焦っていました。
でも 間に合ってくれて、本当に 良かった・・・(๑´‿`๑)
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2011/11/08 20:53
うん( ノω-、) 愛しい人と会えて安心して天国へ行けたのね。。。
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2011/11/08 19:39
涙・涙・涙…。

 ワン子ちゃん、天国の草原を思いっきり走ってね。
 後ろ脚で、思いっきり大地を蹴って…。



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