ドラマ【江~姫たちの戦国~】【塚原卜伝】
- カテゴリ:テレビ
- 2011/11/07 17:54:21
【あらすじ】敗戦後も浪人が集まり兵力を増強している豊臣家を家康は苦々しく思い、国替えもしくは浪人の放逐を要求。しかし秀頼は大坂城から動く気はないと断言。行き場がない浪人たちもそう簡単に放逐するわけにはいかない。常高院がその旨を駿府の家康に伝えに行くが、家康は許そうとしなかった。秀忠は常高院に江戸で一緒に暮らそうと書かれた淀宛ての文を渡すが、淀はそれに応じなかった。そして再び徳川家と豊臣家の間の戦が始まった。
【感想】今回はさすがに戦国時代最後の戦だけあって、ちゃんと金かけて戦のシーンを撮ってましたね~。今まで城の中の会話ですますことが多かったのにw とりあえず千を徳川方に送り届けたのが直江兼継でなくてよかったわw で、ですよ。由美子この期に及んでやっと帳尻を合わせてきましたね。今まで徳川と豊臣が並び立つ平和な世の中を望んでいた秀忠が、えらい変わりようw さすがにちょっと不自然でしたよねぇ。まぁ今までの方がおかしいといえばおかしかったんですけども。何も最後に逃げた建物を鉄砲で攻撃させるこたぁなかったのに。史実の秀忠なら理解できるんですけどね。徳川による治世はまだ始まったばかりで、世間には徳川が潰した大名の家来だった浪人たちがうようよいます。それにいまだ強力な大名で徳川に反感を抱いている大名も多く、いつまでも逆らっているとこういうことになるぞという、見せしめの意味もあったんでしょう。だけどドラマに描かれていた秀忠なら、淀と秀頼は焼け死んだってことにして、適当な武将と侍女の黒こげ死体を身代わりにし、2人をどこかに逃がすくらいしてもよかったんじゃないかとw まぁそんな展開だとまた史実重視派がうるさいですがw 私もさんざん叩いてるだろうなw さて、ここのとこ大坂が中心で、主人公の江はまったく存在感がありませんでしたが、淀は重要な登場人物なので仕方がないとしても、大坂が片付いてまた次からはあの鬱陶しい大奥の話になるかと思うとうんざりですね。このドラマ、淀が主人公の方がよかったんじゃないですかねぇ。
【あらすじ】奥津を斬った新右衛門は、殺人に快楽を求める彼の霊や、今まで斬ってきた相手の亡霊に苦しめられていた。そんな時、丹後守の家臣である森内に斬りかかられ、寸でのところで返り討ちにする。森内は先代から丹後守に仕えていたが、実は細川高国の間者だった。折りしも大内義興が国許に帰ることを決め、丹後守もその準備のため先立って山口に戻ることになったため、新右衛門も故郷の鹿島に帰ろうと思っていると告げる。
【感想】今まで毎回誰かと立会いをしたり、退治してきたりしましたが、今回は初めてそういうのがありませんでしたね。強いて言うなら荒行が相手。しかし、3年も籠って荒行をしていたわりには、お肌も髪もツヤツヤでしたよね。痩せてもいないし。ここは5キロ、いやせめて3キロくらいは落として、肌も荒れた感じにメイクして演じてほしかったですね~。撮影がタイトで無理だったのかな。昔、鹿島の剣を授かったという剣豪、名前忘れちゃいましたけど、最後に新右衛門の前に出てきた幻、新右衛門にそっくりでしたね。てか堺本人ですが。新右衛門に似ているのはいいとしても、その時の姿までそっくり同じでなくてもよかったんじゃないでしょうか。神から鹿島の剣を授かった人物なのですから、もっと神々しい感じだったらよかったのになぁ。まぁそういう堺も見てみたいからってだけなんですけどw あの時ザンバラだったし、イマイチなぁ…。ところで、新右衛門に弟子入りした勘助はどうしちゃったんでしょうね。勘助は若い頃は諸国を放浪していたみたいですから、途中で分かれたのでしょうか。しかしあの役者はないわぁ(;´Д`) 将来優秀な軍師になる面相じゃありませんでしたよね。NHKも数年前に内野でやらせておいて、今年はあれってさ…。どこかで見た顔だと思ったら、朝ドラのつばさの、鈴本スーパーの息子ですよw 確かつばさに片思いしていて、なんだかんだ理由をつけて会いにきたりしていたヤツですよね。さて次回は最終回、一生負けなしのスーパー剣豪だったらしいので、あまり不安はありませんが、どんなラストを向かえるのか楽しみですね。