キャット イン ザ ハット
- カテゴリ:小説/詩
- 2011/11/05 18:42:22
読んでみたかった洋書の絵本。
Dr. Seuss(ドクター・スース)の「The Cat in the Hat」
アメリカの洋画やドラマを観たり小説を読んでいると、ドクター・スースの名に出くわすことがあります。
ドクター・スースは、《現代のマザー・グース》とも呼ばれるアメリカの児童書・絵本作家で、
20世紀のアメリカ人に大きく影響を及ぼした人物です。
ドクター・スースの絵本は、アメリカの子供たちの定番なのだそうです。
1度は読んでおかなくてはと思いつつ、どうも絵が好きではなくて、今まで手を出さずにいたのですが、
iPadのアプリになっているのに気がついたので、購入してみました。
本をそのままアプリにして、音声が付いているのだろうと思いますが、
本の現物を見たことがないので、分かりません。
朗読の音声に合わせて、単語の色が変わります。効果音付き。
文章の単語を触ると、その単語だけを読みあげてくれます。
絵の中の色々な物に触ると、その物の名前を読みあげてくれます。
アプリとしての完成度は、高いと思いました。
雨の日に留守番で退屈している子供たちのところに、帽子をかぶったネコがやってきて、
家の中じゅう、上へ下への大騒ぎをします。
ヘンテコなオハナシで、面白いといえば面白いけれど、たいして面白くありません。
小さい子供のころに読めたら、とても面白かっただろうと思います。
でも、韻を踏んだ単語のリズムが、美しくも心地よくもないのですが、みょーにクセになる感じです。
アプリの朗読は、かなり早口に感じて、私にはしっかりと聞きとることはできませんでした。
厳選された母音を一つだけ含む223語の単語を使って書かれており、音源必須だと思います。
身近にネイティブ発音で読み聞かせをしてくれる人がいなければ、CD付きを。
iPadのアプリだと、CD付きの洋書を購入するより安いです。
表紙の絵を見て、ずっとサルだと思っていました。
タイトルからも分かる通り、ネコです。
でも、実際に読んでも、「CAT」という名のサルにしか見えません。
映画化されていますが、未鑑賞です。邦題は「ハットしてキャット」
「オースティン・パワーズ」の俳優、マイク・マイヤーズがキャットを演じています。
酷映画を観たら、”猫”と思うようになるかもしれません。
ジム・キャリー主演の映画「グリンチ」も、ドクター・スースの絵本が原作です。
原作は『グリンチはどうやってクリスマスを盗んだのか』(How the Grinch Stole Christmas!)
こちらは鑑賞済みだけれど、グリンチの姿しか記憶に残っていません。
ジョニー・デップによるドクター・スースの人生を描く映画の企画があるそうです。
「ネバーランド」レベルの映画になるなら、ぜひ作って欲しいです。
iTunes 「The Cat in the Hat - Dr. Seuss」
→ http://itunes.apple.com/jp/app/the-cat-in-the-hat-dr.-seuss/id353473931?mt=8
今週のブログイベント「小説/詩」カテゴリで、「読書の秋に読みたい本」についてブログを書いてみよう~
読みたい本は山ほど・・・
>けんサマ なんだかとても印象に残りますね。いつか他の絵本も読んでみたいです^^
おれもけっこう好きですよ。